虫眼鏡スタンド作った!・・・親不孝息子の親孝行
お袋の趣味は和裁や洋裁といった細かい手仕事。
だから針に糸を通してくれとよく頼まれる。
お袋は読書も好きだから、随分と前に大きな虫眼鏡をプレゼントしたことがある。
俺も今やヒスイ工房の主となったが、勾玉を研磨する時などは虫眼鏡やルーペで拡大して仕上がり具合をチェックするようになって気が付いたことがある。
虫眼鏡は片手が塞がるので、色々と不便なのだ。
そこで考案したのが、虫眼鏡スタンド。
使ってみてビックリ、こりゃ便利!。
ヒスイ加工をする時には、8倍~20倍のルーペで仕上がりをチェックするのだけど、倍率が低くてもでっかい虫眼鏡のレンズは見やすいので加工途中のチェックしはこれでも十分。
なにより両手が使えるところがいい。
端材を加工してバーナーで焼いて仕上げたので、費用は無し。
虫眼鏡の固定は、寸法に合わせて開けた孔に虫眼鏡の柄を差し込んでクサビで固定してあるだけ。
クサビを調整すれば、虫眼鏡の位置調整も簡単にできる。
俺はこれまで様々な田舎暮らしやサバイバル技術、DYIのアイデアをブログで紹介してきたが、なかにはそのままパクッって自分のブログで紹介している人もいるようだ。
モノ作りが好きな者同志でアイデアの交流をするのは大歓迎。
でもこのブログの内容をそのまま自分で考案したかのようにアップするのは如何なモノか?
俺のブログをそっくりパクッたブロガーさんの記事が、某有名月刊誌の編集者の目に留まって紹介されたことがある。
そのブロガーさん、編集者の記事掲載依頼が来てから慌てて俺に許可を求めてきた。
俺はアイデアの出所さえ記載して貰えれば良いと快諾したのだけれど、結局、出版された月刊誌には自分で考案したかのような内容になっていた。
中国の知的所有権侵害が国際問題になり、中国製コピー製品の氾濫に憤る日本人も多いが、日本人のモラルだって似たようなもんだよなあ・・・とちょっとグチを言いってみたくなった。
投稿者プロフィール

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ヒスイの故郷、糸魚川市のヒスイ職人です。
縄文、ヒスイ、ヌナカワ姫の探偵ごっこをメインにした情報発信と、五千年前にヒスイが青森まで運ばれた「海のヒスイ・ロード」を検証実験する「日本海縄文カヌープロジェクト」や、市内ガイド、各種イベントの講師やコーディネーターをしています。
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最近とくに思うのですが、著作権はネットじゃ無防…
最近とくに思うのですが、著作権はネットじゃ無防備すぎて保てませんね。。。私たちが、広まればいいと思ってネット上に情報を提供している反面、バレないと思うのか無断使用とか。著作元には絶対バレるに決まっているのに(笑)
一回、私の描いたのが、許可なく変な宗教団体の人に使われていました。団体として使ったら訴えようと思ったのですが、使用が個人的だったので、まぁよしとしました。
書籍なら日付もはっきりしていますし、30年くらいは保てそうです。
出されたらどうですか?そろそろ(^^)
まわりを見ると、ホントのモノ書きさんでブログをやっている人は、やっぱり少ないですね。書いたものが全部¥になるんだもの。
絵の世界は、我が我がって感じなので、同業がぱくるケースは少ないみたいですけど、写真の世界なんて、雑誌に載っているアイディアは殆ど過去のパクリです、びっくりします・・・。