軽トラキャンピングカーの自作(その4)・・・敷物の工夫
今回は軽トラキャンピングカーの居住性をよくする工夫である。
キャンピングカーだから、快適に寝る工夫は必須だ。
快適に寝るには敷物が肝心。
敷物にはキャンプ用のマットの利用は誰でも考えること。
しかしキャンピングマットは収納性がよい反面、ロールになっていたりジャバラになっていたりの収納時のクセが付いていて、寝ないと平らになってくれない欠点がある。
また高価である点、狭くて薄いという点も欠点といえば欠点だ。
イチオシはホームセンターで売っている発砲ウレタン製のお風呂マット(風呂スノコ)で、俺はかなり前からアウトドア遊びの友としている。
まず非常に安い。
俺の愛用品は長さ80×幅60×厚み2㎝の固めのウレタン製で、1枚たったの498円也!
柔かいマットは、高価なクセにだんだんとヘタってくる。
縦に2枚使用時。
こいつを4枚並べると軽トラの荷台に丁度うまい寸法に収まってくれるので、カップルでも寝るスペースが確保できる(と思われる・・・笑)。
スノコ状になっているから、多少の雨漏りや結露も安心できるし、外で焚火する時には尻の下の敷物にしても具合がいい。
寒い時にはお風呂マットを一番下にして、中間に炬燵の下に敷くギンマット、更に毛布かキャンプ用マットを敷くとかなり快適だ。
キャンプ用マットに比べて嵩張るのが難点だが、普通車に乗っていた時にもトランクの下敷きにしていた。
こうすれば荷物の緩衝材にもなるし、突然のアウトドア遊びにも使えるのである。
例えば大雨や雪の中でパンクしたタイヤを交換する時なんかも膝が付けて重宝する。
もちろん、スタックした時にはタイヤの下に入れてスリップ防止材にすることもできる・・・やったことないけど・・・。
俺はマリンスポーツもするが、砂浜ではお風呂マットの上でウエットスーツを脱ぐと、砂がウエットに付き難いので便利だ。
地べたに座ってバーベキューをする時の敷物には、キャンプ用マットだと薄くて狭いので、お風呂マットの方が断然いい。
地面の多少の凸凹や小石があっても気にならないし、汚れが傷がついても丈夫で安いので気楽な点も有難い。
突然のアウトドア遊びに使えるということは、突然にサバイバル状況になった時にも活躍するということだ。
それなりの浮力もあるから、掴まっていれば助かるという事態もあるだろうし、頭の保護や風除けや雨除けにもなるということ。
便利ですよう。
投稿者プロフィール

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ヒスイの故郷、糸魚川市のヒスイ職人です。
縄文、ヒスイ、ヌナカワ姫の探偵ごっこをメインにした情報発信と、五千年前にヒスイが青森まで運ばれた「海のヒスイ・ロード」を検証実験する「日本海縄文カヌープロジェクト」や、市内ガイド、各種イベントの講師やコーディネーターをしています。
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