「海のヒスイロード」…新潟市に到達
シーカヤックの旅に出て二週間が過ぎた。
現在は新潟市の角田浜で天候回復待ちをしている。
強風やウネリで海に出られないのは半分位。
ビギナーなら無理という、かなりな強風やウネリでも海に出てさえそうなのだ。
対馬海流に乗れば簡単に青森に行ける、或いは沿岸航海なら無理がないという説に、ますますそんな簡単じゃないよと思えてきた。
柏崎までは現地のサーファーや漁師に話を聞くと、沿岸の潮の流れは西に向う上り潮が多い傾向があり、青森とは逆の北風も多いというし、私も実感している。
西風の時は、波も高くなる傾向があり、また斜め後ろから掘れた大波がくるので、針路を保つのに苦労する。
またその様な海況では、上陸も海に出る事も困難。
手漕ぎに限定すれば、丸木舟は鈍重なので、シーカヤック以上にそのハードルは高くなる。
波穏やかで無風状態といシーカヤック日和は、何日も無かった。
しかし角田浜の元漁師の話では、西からの下げ潮が多い傾向があるとの事で、これは能登半島と佐渡との位置関係だろうと思う。
つまり地域によって海が違うのであり、一概に対馬海流に乗れば簡単とは言えない事になる。
さてさて、フェイスブックでは毎日更新しているけど、ブログ用に写真を纏めてアップする事にしますので、ご笑覧下さいな。
暴風雨の為に四泊五日もした大河津分水河口。
弥彦山に祀られた神は海からやって来た神様である。
<ahref="http://nunakawa.blog.ocn.ne.jp/photos/uncategorized/2014/05/22/img_20140518_121159.jpg">
分水に停滞している時に毎晩通った太古の湯。
山川支配人からは、スマホの充電や差入れまでして頂いたりお世話になりました。
糸魚川からは、赤野自動車塗装板金一家と長瀬さんが陣中見舞いに。
往暴風雨が収まってきたので、往復六時間歩いて弥彦神社に参拝。起源はヤマトの越後鎮守の為の橋頭堡的な立場であつたようだが、海からよく見えるので縄文時代からも信仰の対象では無かったかと思う。
同じ場所に長く滞在すると、落ちている物で家具らしい物を工夫して遊ぶ。最後には住み心地は良くて、名残り惜しくなった。
現在は角田浜の民宿福助さんにお世話になっている。
事情を聞いて、組合の協定価格の半額で素泊りにしてくれた上に蟹や野菜、果物の差入れまで頂く。
女将さんがデザートに庭先夏ミカンをくれが、新潟で夏ミカンが成るという事を初めて知った。
小さい温州蜜柑も成るそうだが、温州蜜柑の北限が糸魚川と聞いていたのに、どうなつているんだろう?
投稿者プロフィール

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ヒスイの故郷、糸魚川市のヒスイ職人です。
縄文、ヒスイ、ヌナカワ姫の探偵ごっこをメインにした情報発信と、五千年前にヒスイが青森まで運ばれた「海のヒスイ・ロード」を検証実験する「日本海縄文カヌープロジェクト」や、市内ガイド、各種イベントの講師やコーディネーターをしています。
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