屋根にガンダム18機が乗ったらどうなる?・・・水力発電所の屋根が潰れた事件
新潟県の雪は重い。
何年か前の大雪で、長野県から除雪ボランティアが来てくれたのだけど、「新潟の雪かきってこんなに大変なんですかあ!」って泣いていたらしい。

新潟では、一晩でこんな事になる。マジで車の屋根が凹むのだ。
俺は元土木設計屋で、確かその時は新潟の積雪比重を0.24で計算していたと記憶している。
つまり1立米(1立方メートルの略・1m真四角の箱分量)当り、240キロの重さの雪である。
屋根雪なら1立米当りで、平均300キロ以上の重みがあるらしい。
屋根面積が40㎡なら、1mの積雪で(40㎡×300キロ/㎡)=120,000㎏、つまり12トンもの雪が乗っかっている事になる。
こんな時に地震でもあったら大変だあ・・・。
ところがだ、湯沢町にある東電の水力発電所の屋根が雪の重みで潰れたというニュース。
調べたら1200㎡の屋根に2mの積雪があっても放置していたらしい。
1200㎡×2m×300キロ/㎡=720トンの雪!
ガンダム1機で40トンという設定だそうだから、なんとガンダム18機も乗っかっていた事になる。
コンクリート建屋だってそりゃ潰れるわ。
大丈夫かあ、東電!
投稿者プロフィール

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ヒスイの故郷、糸魚川市のヒスイ職人です。
縄文、ヒスイ、ヌナカワ姫の探偵ごっこをメインにした情報発信と、五千年前にヒスイが青森まで運ばれた「海のヒスイ・ロード」を検証実験する「日本海縄文カヌープロジェクト」や、市内ガイド、各種イベントの講師やコーディネーターをしています。
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