ラッセルの工房探訪記
初対面で親友になった、上越市在住のアメリカ人木工作家ラッセルの工房を探訪。
出会ってから二度目の対面だけど、何十年も付き合っているかのように気が合う男。
上越市の外れと言えでも向かいにコンビニがある程度の市街地だが、工房の中はアウトドア遊びを愛するラッセルの世界が広がっていた。
薪ストーブの匂い、木屑の匂い、アロマオイルの匂いのする温かくて遊び心のある空間。
工房の玄関口には、ホームバーがあってお客さんをもてなす。バーボンよりスコッチを好むそうだ。
52歳のイケメンで子供好きの面白いヤツなのだが、未だに独身で一度も結婚していないのは、彼が自由を愛して身軽でいたいからのようだ。
彼の英語は、俺のような英語ベタでも聞き取り易く、解らない単語があっても前後の脈絡と雰囲気で何を言っているのかがなんとなく伝わってくる。
ジョン・レノンの詩のようにシンプルな単語を選んでいる事と、ゆっくり明瞭な発音をしてくれるからである。
優しい男なんだねえ。
工房の入り口には天井からロープがぶら下がっている。ラッセルのエクササイズと遊びに来た子供たちがターザンゴッコで遊ぶのだそうだ。
彼の車にはサバイバル用品が常備されていて、こんな所も気が合うが、彼はビニールに包んだサバイバルの本まで積んでいた(笑)。
彼はホームページを作って家具やオブジェなんかの製作と販売をしているが、売れるのは彼の人柄を愛するお客さんのオーダーと口コミとのこと。
ラッセルのホームページはこちら
http://www.russelljokela.com/
いいヤツ・・・優しくて可愛いガールフレンド紹介したくなってきた。
投稿者プロフィール

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ヒスイの故郷、糸魚川市のヒスイ職人です。
縄文、ヒスイ、ヌナカワ姫の探偵ごっこをメインにした情報発信と、五千年前にヒスイが青森まで運ばれた「海のヒスイ・ロード」を検証実験する「日本海縄文カヌープロジェクト」や、市内ガイド、各種イベントの講師やコーディネーターをしています。
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