世界に誇れる日本の公衆便所!
毎月月末は、整体協会の京都稽古会に参加している。
俺は整体協会の教授資格者なのだ。
片道400キロちょっとの自家用車での移動での楽しみの一つが、高速道路のPAやドライブインの休憩。
そこで何時も想うのが、公衆便所の快適さと行き届いた掃除の丁寧さだ。
例えば北陸自動車道上り線の「小矢部SA」のトイレは、ウオシュレットどころか頭を洗えるシャワーまで付いている。
世界中でこんな快適なトイレは、一流ホテルでもないぞ。(インド以外では泊まったこと無いが)
設備がよくて掃除が行き届いているだけではない。
小矢部PAのトイレには、ペットボトルで作った花瓶に活花まで飾られているのだ。
ボケた写真で申し訳ないが、これがペットボトル活花。
この手作り感に温かみを感じて佳い。
外国なら掃除業者は掃除業務以外の仕事はしないだろうし、飾り花は造園業者の仕事だろう。
小矢部PAの便所の活花は、掃除のおばさんの趣味?掃除会社のサービス?
なにやら掃除のおばさんのお人柄が感じられて、彼女のためにもトイレを綺麗に使わなきゃとまで思ってしまう。
きっと彼女は、勤勉で花鳥風月を愛する優しい女性に違いない。
ここのトイレを使う度に、彼女と会話している気分になるのだ。
収入とは関係なく、トイレを使う他人のために活花をする女性が普通に存在するのだ。
日本って、素晴らしいクニだと想う。
同じく北陸自動車道(上り)南条PAのトイレは日替わり活花。こちらは掃除業者さんがサービスでやっているのかな?
安倍総理が初めて総理に就任した時に、新政権の目標を「美しい国ニッポン」という演説したと記憶している。
彼は美しい国ってどんなイメージを持っているのだろう?
俺は、勤勉で花鳥風月を愛し、他人へ思いやりを持つ人々が普通に住むクニが「美しいクニ」だと想う。
投稿者プロフィール

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ヒスイの故郷、糸魚川市のヒスイ職人です。
縄文、ヒスイ、ヌナカワ姫の探偵ごっこをメインにした情報発信と、五千年前にヒスイが青森まで運ばれた「海のヒスイ・ロード」を検証実験する「日本海縄文カヌープロジェクト」や、市内ガイド、各種イベントの講師やコーディネーターをしています。
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