海で出会った友達・・・新潟の海岸でも椰子の実は拾えます。
上越市居多ケ浜で、転勤族の母娘と友達になった。
上越に転勤して来たばかりで、海には初めて来たそうだ。
子供は水遊びは大好き。女の子は、この後に予想通りにボートの中に入って行った(笑)
女の子が可愛らしくて、海岸に落ちていたクルミや焚火の焚付けに最適なダケカンバの樹皮をプレゼント。
海岸の漂着物を拾うのは、昔から海辺の子供の遊びだが、今風に言うとビーチコーミング。
海育ちのオイラは、ビーチコーミング歴50年の大ベテラン(笑)
未知との遭遇に、女の子の好奇心に火が着いたようだ。
彼女は初めてのビーチコーミングに興奮して、「オヂチャ~ン、コレ ナンダロウ?」と、獲物を拾っては持ってくる。
コレ ナンダロウ?・・・帽子になるかも!こんな会話を愉しんだが、正体は漁具だ。
ハングル語や中国語が書かれたペットボトルやイカの骨、壊れたオモチャ、漁網の浮・・・大人から見てゴミでも、子供にとっては未知の宝物。
母親は、女の子が拾ったお宝・・・ゴミ(笑)・・・を「お風呂で遊ぼうね。」「お父さんに見せようね。」と言っては袋に入れていた。
優しくていいお母さん。
この日は、熱帯から温帯に生息するハリセンボンの干物と、椰子の実も拾えて大収穫。
ハリセンボンの干物は、俺も初めて拾ったので本当はコレクションしたかったが、女の子が興味津々だったので記念にあげた。
左は根っこ付きの真竹で、右が椰子の実。角ばった椰子の実は初めて見たし、上越市で拾ったのも初めてなので、こっちは自分用にゲット。
モノを運びヒトを繋げる・・・やっぱり海はいい。
投稿者プロフィール

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ヒスイの故郷、糸魚川市のヒスイ職人です。
縄文、ヒスイ、ヌナカワ姫の探偵ごっこをメインにした情報発信と、五千年前にヒスイが青森まで運ばれた「海のヒスイ・ロード」を検証実験する「日本海縄文カヌープロジェクト」や、市内ガイド、各種イベントの講師やコーディネーターをしています。
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