こんなモノ作ったぁ!・・・食器入れの竹筒

私の最近のアウトドア遊びは単独行より大勢で賑やかにというパターンが増えてきた。

そこで趣味の木工と仲間達に自慢がてら、こんなモノ作った。

箸やスプーン類を汚さずに収納する竹筒です!

一本の竹筒の中間を切断して、両端を入れ子にしただけ。

箸は四月十日の「けんか祭り」の時の「鶏爺の竹」を貰って作った縁起物。

フォークとナイフは百均製品。市販のアウトドア用品はプラスチック製品が多く、なるべくプラスチック製品や割り箸や紙皿などの使い捨てのモノは使いたくないのだよ。

蓋をした状態。ラオスの山奥の山岳民族が、同じ構造の収納用品を切れない刃渡り四十㎝もある山刀とナイフだけで三十分ほどで仕上げた現場に直面して吃驚した事がある。世界一器用な人達ですな。

以前の私は半日も掛けて仕上げていたが、現在は何個も作っている内にコツを覚えて三十分ちょっとで作れるようになった。

また入れ子の内側を削る時には外丸ノミを使っているので精度はラオス式より上だと自負できる。

因みにラオスの竹は柔らかくて粘りがあるので竹細工に向くというハンデもあるぞ。仕上げは蜜蝋を擦り込んである。

底の小さな孔は内部を湿気させない工夫に加え、いざという時には火吹き竹になるという遊び心(笑)

投稿者プロフィール

縄文人見習い
縄文人見習い
ヒスイの故郷、糸魚川市のヒスイ職人です。
縄文、ヒスイ、ヌナカワ姫の探偵ごっこをメインにした情報発信と、五千年前にヒスイが青森まで運ばれた「海のヒスイ・ロード」を検証実験する「日本海縄文カヌープロジェクト」や、市内ガイド、各種イベントの講師やコーディネーターをしています。

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