ヒスイ職人の冬の仕事・・・オカリナ作り

趣味と実益を兼ねた縄文オカリナというものを作っている。

縄文時代の土偶などをモチーフにしており、民族楽器店にも卸しているし、某有名お笑いタレントもライブに使っているそう。

縄文オカリナは縄文土器と同じ方法で作っているので手間暇がかかるのだが、ヒスイ仕事と違ってすぐにアイデアを形にできるので面白くて止められない。

粘土で形を作ったら自然乾燥させて、本焼きして完成という簡単なものではない。

本焼き前には炙り焼きが必要なのだ。

縄文土器の場合は焚火の周りに土器を置いて炙り焼きするのだが、縄文オカリナは小さいのでストーブの上に置いての炙り焼きだって可能だ。

だから冬期間は暖房兼の炙り焼きができるので、時間もエネルギーも節約できて得した気分。

何度かに別けて大量のオカリナを炙っていく。

後は最後の野焼きを残すのみだが、晴天無風時でなけりゃ焼きムラで割れたりする事もある。

月末二連チャン参加予定のフリマに間に合えばいいのだがね。

 

投稿者プロフィール

縄文人見習い
縄文人見習い
ヒスイの故郷、糸魚川市のヒスイ職人です。
縄文、ヒスイ、ヌナカワ姫の探偵ごっこをメインにした情報発信と、五千年前にヒスイが青森まで運ばれた「海のヒスイ・ロード」を検証実験する「日本海縄文カヌープロジェクト」や、市内ガイド、各種イベントの講師やコーディネーターをしています。

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