稚児ケ池は旧跡というだけぢゃないぜ!・・・マウンテンバイクで二千年来の古道を走る

能生町のゲストハウス「山楽」のオーナーのエイちゃんから電話。

長期滞在しているニュージーランドの大学生がマウンテンバイクが楽しめる林道を探しているのだけど、どこかいい場所を知らないか?との事。

よくぞ私に聞いてくれた!と案内したのが、ぬなかわヒスイ工房の後背地に位置する蓮台寺の丘陵地帯。

稚児ケ池にて。右がニュージーランド人の大学生ダレン君、左が山楽オーナーのエイちゃん・・・未開の原住民が探検隊を案内しているみたいだ(笑)

 

即ち、奴奈川姫入水の地との伝説のある「稚児ケ池」の前を東西に走る林道である。

「稚児ケ池」は、ぬなかわヒスイ工房を訪ねてきたお客様は必ず案内している故事来歴の古跡だが、現在の糸魚川では存在すら忘れ去られつつある隠れた歴史スポットで訪れる人も少なく、アプローチの林道も既に使われていないので車どころか人も通らない未舗装の山道。

この山道沿いは奴奈川族の王族たちの墓域であった可能性があるそうで、もしかしたら二千年来の歴史ある山道なのかも?

いわくある古跡であっても、アウトドア遊びの好きな私にとってはトレッキングやサイクリングに最適なラフロードでもある。

左が稚児ケ池

 

で、ニュージーランド人の大学生を案内したら大喜びした。

三時間後にぬなかわヒスイ工房に戻ってきて「オモシロ~イ!」と興奮冷めやらず動画を見せてくれたが、場所によっては危なそうな崖道を結構なスピードで走っている動画もあり、確かにマウンテンバイクだと面白そうな山道であった。

稚児ケ池は歴史ある旧跡というだけぢゃないぜ!

 

 

投稿者プロフィール

縄文人見習い
縄文人見習い
ヒスイの故郷、糸魚川市のヒスイ職人です。
縄文、ヒスイ、ヌナカワ姫の探偵ごっこをメインにした情報発信と、五千年前にヒスイが青森まで運ばれた「海のヒスイ・ロード」を検証実験する「日本海縄文カヌープロジェクト」や、市内ガイド、各種イベントの講師やコーディネーターをしています。

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