「春よ来い」・・・糸魚川駅北火災復興支援コンサート

糸魚川市のすぐ隣、富山県朝日町の友人達が、糸魚川駅北火災復興支援コンサートを開催してくれる事になった。

私が被災地でボランティア活動をしていた時のテーマソングが童謡「春よ来い」。

そして、この唄の作詞者は糸魚川出身の歌人・文芸評論家・作詞者・良寛研究家の相馬御風(ソウマ・ギョフウ)で、現存する御風邸は今回の火災でギリギリ被災を免れている。

相馬御風先生・・・尊敬しておるのです!

 

二十代を東京で活躍した御風は、三十代で故郷糸魚川に帰郷して以後は良寛研究に打ち込み、歴史に埋もれていた良寛を歌人・書家として再評価して「大愚良寛」を執筆して世に出したのが、我らが御風先生なのだ。

「春よ来い」は御風が帰郷した後の作詞で、歌詞にある「歩きはじめたみいちゃんが・・・」のみいちゃんとは御風の一人娘の愛称。

御風邸の玄関での、ある冬の日の出来事がモチーフになっているのかも知れない。

現在は糸魚川市の指定文化財として保存されている御風邸の玄関。詳細不明らしいが、もしやこの玄関が「春よ来い」誕生の逸話現場かも?

そんな事を伝え聞いた主催者の水野芳子さんが、「春よ来い」をコンサートのテーマソングにして、全員で合唱してくれるのだそう。この新聞記事はヤフーニュースなどにも転載されている。記事の中の糸魚川市在住の男性とは私の事だが、特にリクエストはしてない(笑)

 

本当に有難い事。

今年ほど春が待ち遠しい年はないが、はやく春が来て欲しい。

 

 

投稿者プロフィール

縄文人見習い
縄文人見習い
ヒスイの故郷、糸魚川市のヒスイ職人です。
縄文、ヒスイ、ヌナカワ姫の探偵ごっこをメインにした情報発信と、五千年前にヒスイが青森まで運ばれた「海のヒスイ・ロード」を検証実験する「日本海縄文カヌープロジェクト」や、市内ガイド、各種イベントの講師やコーディネーターをしています。

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