もしかしたら世界初!?・・・ヒスイ象嵌カンザシ
注文を受けていたヒスイ飾ったをカンザシの第1号が完成した。
世界初!・・・かもしれないヒスイ勾玉象嵌カンザシ。
最高に具合がいいので同じ形状・寸法で作って欲しいと渡された手本のカンザシと、とりあえず寸分たがわぬカンザシ。
右が手本にしたカンザシ
頭部に寄り添い髪に差す内側のカーブは重要です。
しかし女性の髪は感覚器といっていいほどに敏感なので、お客さんの評価は如何・・・。
試行錯誤の結果、1号は超小型勾玉を象嵌した。
高さ11㎜×幅8㎜×厚み4㎜の勾玉を作り、厚みの半分の2㎜を象嵌してある。
象嵌工程に移る前には、ほぼ1日を費やして象嵌の稽古。
もちろん接着剤固定はしてあるが、接着剤なしの状態でも簡単には外れないくらいピッタリ嵌っている。
このところ、各方面から作品の販売を打診されることが多くなった。
何処にもない、誰も見たことのないオリジナル作品が多いので、目立つみたいですな・・・。
そもそもヒスイの象嵌作品ってあるのだろうか?
もしかしたらぬなかわヒスイ工房が世界初?
少なくともカンザシ・勾玉というキーワードでは世界初だとは思う。
残念ながら私は寡作・・・ぬなかわヒスイ工房の仕事だけで手一杯なのが実情。
嬉しい悲鳴。
投稿者プロフィール

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ヒスイの故郷、糸魚川市のヒスイ職人です。
縄文、ヒスイ、ヌナカワ姫の探偵ごっこをメインにした情報発信と、五千年前にヒスイが青森まで運ばれた「海のヒスイ・ロード」を検証実験する「日本海縄文カヌープロジェクト」や、市内ガイド、各種イベントの講師やコーディネーターをしています。
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