この夏、gaiAでウッドジョブ!・・・古武術式薪割り術
8月6日に予定されているgaiAでの体験会詳細が決定した。
昼間は林業男子でもあるハラ原人によるチェーンソウを使った丸太の玉切り講座と、私の古武術式薪割り講座の「ハラ原人と縄文人(見習い)のウッドジョブ!」
古武術式薪割りとは、ナンバ歩きを世に広めた古武術研究家の甲野善紀先生が考案した、腕力に頼らない体術としての薪割り術である。
私が主宰した薪割り稽古会にボランティア講師として参加して頂いた時の甲野善紀先生。
私は甲野先生の不肖の弟子で、ある時に同じく刃物好きと分かり、「薪割りは、古流剣術の回剣を使うと効率がいいのだ。」と木刀を使って動きを見せて頂いたのが発端。
あとは実際に薪割りをしながら私が学ぶ整体の解釈を加えて、整体の稽古向きに練り上げていったのが、私の教える古武術式薪割り術。
斧を体側に沿わて持ち上げて振り下ろす・・・振り下ろす時は足裏を垂直に浮かせるように体落としするのが古武術式薪割り。
右手は斧の柄をしっかり握らず、滑らせている所に注目して頂きたい。
日本の古典技芸には「重い物は軽く、軽い物は重く持つ」という教えがあり、この斧の持ち方が最も軽く斧を扱えるという事。
逆に一般的な頭の真上に斧を持ち上げた場合は、斧を最も重く持っている事になる。

時代劇でよくある竹を斜めに切る技術を披露する甲野先生・・・お主、やるな!という場面(笑)
竹切りも伝授するが、ただしgaiAは高原地帯なので竹は自生しておらず、小枝で代用。

私のコレクションの一部。実はこの3倍くらい持っている(笑)
この夏、gaiAでレッツ、ウッドジョブ!
投稿者プロフィール

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ヒスイの故郷、糸魚川市のヒスイ職人です。
縄文、ヒスイ、ヌナカワ姫の探偵ごっこをメインにした情報発信と、五千年前にヒスイが青森まで運ばれた「海のヒスイ・ロード」を検証実験する「日本海縄文カヌープロジェクト」や、市内ガイド、各種イベントの講師やコーディネーターをしています。
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