ヒスイと太鼓腹の微妙な関係・・・現代のヒスイ装飾品
糸魚川を訪れたイローナ先生が、日常的にヒスイ製品を身に付けている人を撮影する機会をうかがっていたのだが、現在は滅多に出会う事が無くなった。
そこで私が撮影した写真資料を慌てて提供・・・イローナ先生は5月に帰国するのだ。
かっての糸魚川では、冠婚葬祭の折りに男性はヒスイ製のベルトバックルやネクタイピン、女性なら帯留めや指輪を身に付ける人が多かった。
県外でヒスイの指輪をしている女性に声を掛けたら、案の定糸魚川出身者でお国話に花が咲いたという事が何度かある。
農作業の途中の男性の太鼓腹を飾るヒスイ製バックル。どちらも見事(笑)
因みに写真の男性のベルトバックルは発色がビビット過ぎるので、恐らく染め物のミャンマーヒスイ。
このバックルが糸魚川産ヒスイなら、えらく高額で普段使いできるものではない。
投稿者プロフィール

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ヒスイの故郷、糸魚川市のヒスイ職人です。
縄文、ヒスイ、ヌナカワ姫の探偵ごっこをメインにした情報発信と、五千年前にヒスイが青森まで運ばれた「海のヒスイ・ロード」を検証実験する「日本海縄文カヌープロジェクト」や、市内ガイド、各種イベントの講師やコーディネーターをしています。
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