戦争のリアルを想う・・・ゼロ戦ガチャポン
まったく気が付かなかったが、たまに行くビデオ屋さんにガチャポンコーナーがあった。
土偶ガチャがあれば投資しようではないか!とチェックしたら・・・
プラモデル少年だった私の世代を狙ったのか、ガチャポンに零戦52型シリーズを発見、ただちに迎撃機発進!
「第253海軍航空隊 岩本徹三飛曹長機 駐機バージョン」というマニアックなのが出て来た。主翼付け根が四角い赤枠に塗られているのは、整備や搭乗の際に可動部のフラップを踏まないための注意・・・やたらとリアル!
増槽タンクの構造は先行機種の32型仕様ではあるものの、300円のオモチャにしては翼端灯や排気管、弾倉などリアルに再現されていて驚く。
岩本さんは機体に撃墜数を桜花マークで描いていたので、機体後部がピンクに染まって見えたという伝説的な撃墜王。
戦後出版された岩本さんの回想録には、出版社の配慮か所々の個人名が伏字になっているほど、切々と理不尽な闘いの恨み節が書かれていている。
日本がアメリカと戦争をしたことを知らない若者が多いそうだが、旧軍人の戦争回想録を読んで欲しいもんだ。
私の小学生時代、学校の図書館には戦記シリーズが並んでいたし、プラモデルの箱には実物の仕様や戦争の概要などがきちんと書かれていて、小学生といえども近代史の概要は把握していたもんだが。
「T字戦法」「死んでもラッパを離さなかった木口小平」なんて言葉を知らんのだろうねぇ・・・今時の小学生。
投稿者プロフィール

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ヒスイの故郷、糸魚川市のヒスイ職人です。
縄文、ヒスイ、ヌナカワ姫の探偵ごっこをメインにした情報発信と、五千年前にヒスイが青森まで運ばれた「海のヒスイ・ロード」を検証実験する「日本海縄文カヌープロジェクト」や、市内ガイド、各種イベントの講師やコーディネーターをしています。
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