戦に臨む男の顔・・・2019年けんか祭り

今月末に予定されている市内ガイドツアーの責任者とロケハンで天津神社・奴奈川神社に立ち寄ったら、「けんか祭り」の期間限定で仮設される桟敷席組立ての真っ最中で、桜がいい感じで咲いていた。

いいもんだ。


Uターン帰郷以来、個人的な市内ガイドボランティアを続けていたが、昨年からは本格的な団体ツアーのガイドを頼まれるようになってきている。


現時点で当日10日の天気予報は降水確率70%だが、境内がぬかるんだ場合でも滑って転ばないように、祭り直前に黒法被を着て袖に浅黄色の腕章をつけた運営委員が、トラックの荷台に乗って砂利を敷設する。観ようによっては悪天候の時の見所。


役付きの氏子はピリピリしていることだろう。


神輿が走り出す直前、担ぎ手の「白丁」と神輿をゴンゴンと引っ張って走る「手引き」の表情に注目して欲しい。
戦に臨むかのような男の顔は美しい。


当日午前零時きっかりに、無人の境内に笛太鼓が鳴り響いて戦闘用意の合図・・・始まりますよう。


投稿者プロフィール

縄文人見習い
縄文人見習い
ヒスイの故郷、糸魚川市のヒスイ職人です。
縄文、ヒスイ、ヌナカワ姫の探偵ごっこをメインにした情報発信と、五千年前にヒスイが青森まで運ばれた「海のヒスイ・ロード」を検証実験する「日本海縄文カヌープロジェクト」や、市内ガイド、各種イベントの講師やコーディネーターをしています。

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