縄文の森に横井戸を発見!・・・長者ケ原遺跡の魅力
早くも来年に予定されている縄文イベントのロケハンで、長者ケ原遺跡をガイド。
熊出没注意!秋になると遺跡公園内の地面がブルドーザーで掘ったような凸凹になることがあり、これは猪の仕業とか・・・。
遺跡を取り巻く「縄文の森」は、私が確認できただけで3つの谷を持つ複雑な地形に迷路のように小径が続いており、よくある縄文イベントのように麻の貫頭衣を着て縄文太鼓や縄文ダンスを披露して無理やり縄文に結びつけなくても、探検ツアーだけでインディジョーンズごっこが愉しめる。
迷子になったお陰で明治期の開墾碑と大正期の横井戸を掘った記念碑を見つけた。
険しい山の中を人力だけで開墾し、総延長百拾間(184m)もの横井戸を掘った先人の苦労が偲ばれる。
横井戸は塞がれていたが、思わぬ発見に興奮!
縄文から近代、現代まで脈々と続く縄文の森の物語!
面白いぞ、長者ケ原遺跡。
森の探検ツアーだけで十分愉しんでもらえるということを確認できたので、7月以降のイベントに活用したい。
投稿者プロフィール

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ヒスイの故郷、糸魚川市のヒスイ職人です。
縄文、ヒスイ、ヌナカワ姫の探偵ごっこをメインにした情報発信と、五千年前にヒスイが青森まで運ばれた「海のヒスイ・ロード」を検証実験する「日本海縄文カヌープロジェクト」や、市内ガイド、各種イベントの講師やコーディネーターをしています。
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