2019年9月28日 / 最終更新日 : 2019年9月28日 縄文人見習い ぬなかわヒスイ工房・ヒスイ 平面で曲面を作る意義・・・ミズチ石笛 暗い水底で身をくねらすミズチ(蛟)をイメージした石笛。 ミズチ紋は私が好んで線刻のモチーフに使う縄文土器の文様である。中国語では蛟と表記するらしいが、上古の日本語ではヤマタノオロチのチと同じく、ミズの精霊だからチが付いて […]
2019年9月26日 / 最終更新日 : 2019年9月26日 縄文人見習い ぬなかわヒスイ工房・ヒスイ 失敗を成果と評価する・・・糸川英夫博士に学ぶ 惑星探査機「はやぶさ」の快挙を称える映画「はやぶさ/HAYABUSA」は傑作だ。 度重なる失敗に意気消沈する科学者たちに対し佐野史郎さん演じる開発リーダーが、国産ロケット開発の創始者として知られる糸川英夫博士は、失敗を「 […]
2019年9月24日 / 最終更新日 : 2019年9月24日 縄文人見習い ぬなかわヒスイ工房・ヒスイ ヒスイがモノに産まれ変わる瞬間・・・私が紐孔内部を磨く訳 私が勾玉の紐孔の内部をピカピカに磨くのは、貫通孔を開けることは特別な意味を持つと感じているから。 スピリチュアルな意味などではなく、孔を貫通させると「向こうと繋がった!」という次元を飛び超える感覚があるのだ。物理的に表と […]
2019年9月20日 / 最終更新日 : 2019年9月20日 縄文人見習い ぬなかわヒスイ工房・ヒスイ メルトダウンするゴジラ?いいえ金華石の石笛です・・・即興が面白い メルトダウンするゴジラか溶岩のような姿の金華石製のご神事用石笛のアップ。 稀にメノウ化した部分が酸化鉄で黄色く変色した物もあり、原石の野趣をそのまま活かさない手はない。 植木屋さんが樹木を自然樹形に仕立てるように、様子を […]
2019年9月17日 / 最終更新日 : 2019年9月17日 縄文人見習い ぬなかわヒスイ工房・ヒスイ 宮沢賢治が泣いて喜ぶ金華石・・・金華石石笛 鉱物に宇宙の神秘を観た宮沢賢治が観たら歓喜するに違いないのが、糸魚川産の金華石。 原石は茶色い地味な姿だが、中身は泥岩と石英の海に黄鉄鉱と瑪瑙の華が浮かび上がるアバンギャルドさ。 表面の窓の中に、瑪瑙の葡萄状結晶が覗く趣 […]
2019年9月16日 / 最終更新日 : 2019年9月16日 縄文人見習い 縄文 贈与と返礼による疑似親戚関係・・・縄文のヒスイ交易を想う 去年の北海道旅行で知遇を得た、知床の「えぞ鹿工房カルペ」の斎藤さんから見事な鹿角彫刻が届いた。 北海道中のお土産屋さんに鹿角アクセサリーを卸している斎藤さんは、「作りたいモノ」を作る時間がないほど多忙とのことだが、ヒスイ […]
2019年9月13日 / 最終更新日 : 2019年9月13日 縄文人見習い ぬなかわヒスイ工房・ヒスイ 千代鶴や長次郎を目指せば永遠の求道者・・・勾玉作り 作るほどに難しくなっていくのが勾玉。 技術が上がると観察眼も上がるので、永遠に満足できない。 滑らかな曲面だけで構成された立体造形だから、造形も研磨も難しく、工夫を重ねても納得いかない。 工房に訪ねてくるヒスイ好きから自 […]
2019年9月12日 / 最終更新日 : 2019年9月12日 縄文人見習い ぬなかわヒスイ工房・ヒスイ 50年も水晶加工を続けた職人の掌 50年も水晶加工を続けた甲府の伝統工芸士、Tさんの掌。 修行時代は日に16時間も修行したという大先輩に、丸玉加工の依頼と加工の実際を見学に行ってきた。 最初は多忙なので下請け仕事はしないし、企業秘密だから工房の見学も不可 […]
2019年9月10日 / 最終更新日 : 2019年9月10日 縄文人見習い ぬなかわヒスイ工房・ヒスイ 一杯のコーヒーに人間復興を想う 幼馴染の直子嬢が自分で焙煎したコーヒー豆を贈ってくれた。 直子嬢はハラール認証エージェント会社の社長なのでマレーシア出張が多く、コーヒー豆の他に乾燥デーツ(ナツメ椰子の実)なども入っていた。 生豆を丁寧にお湯洗いして、時 […]
2019年9月8日 / 最終更新日 : 2019年9月8日 縄文人見習い ぬなかわヒスイ工房・ヒスイ 日本経済新聞で「ぬなかわヒスイ工房」の石笛が紹介! 今朝9月8日付けの日本経済新聞日曜版で、「ぬなかわヒスイ工房」の石笛が紹介された。 非常に残念ながら日経さんは詳細な新聞記事をブログやSNSなどで紹介することは不可だそうなので、興味のある方は図書館で読むか、コンビニで買 […]