失敗を成果と評価する・・・糸川英夫博士に学ぶ

惑星探査機「はやぶさ」の快挙を称える映画「はやぶさ/HAYABUSA」は傑作だ。

度重なる失敗に意気消沈する科学者たちに対し佐野史郎さん演じる開発リーダーが、国産ロケット開発の創始者として知られる糸川英夫博士は、失敗を「成果」と評価して諦めなかったのだよ!と慰める場面があった。

ええこと聞いたのでメモメモ( ..)φ

戦時中の糸川さんは中島飛行機製作所の主任設計技師でもあり、軍部の無理難題に応えて旧帝国陸軍の一式戦闘機「隼」と二式戦闘機「鍾馗」を担当したそうだが、部下からも信頼の篤い人格者であったらしい

我もかくありたし・・・。


さて、本日の「成果」は、石笛が完成直前で割れてしまったこと。

仲間からもらったヒビだらけで誰も手を出さないヒスイに闘争心に湧き、ヒビに沿って縄文っぽい線刻をと目論んだが・・・紐孔内部の最終研磨の際に見事に割れた。

割れた紐孔内部を観察したら、穿孔痕がちゃんと消えていたのを確認できたのは成果!

「難しい課題に挑戦するのはいいが、モノには限度があるぞ!」という格言も成果!

負けるもんか!(´;ω;`)

投稿者プロフィール

縄文人見習い
縄文人見習い
ヒスイの故郷、糸魚川市のヒスイ職人です。
縄文、ヒスイ、ヌナカワ姫の探偵ごっこをメインにした情報発信と、五千年前にヒスイが青森まで運ばれた「海のヒスイ・ロード」を検証実験する「日本海縄文カヌープロジェクト」や、市内ガイド、各種イベントの講師やコーディネーターをしています。

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