郵便配達に観る日本人の美徳・・・大雑把な住所で届いた手紙
日本経済新聞に紹介された私の記事を見て問合せしてくるのは、シルバー世代が多いようだ。
その中で連絡先が解らないからと、手紙で問合せして頂いたご男性がいた。
郵便番号は間違っているし、宛名も大雑把に「新潟県糸魚川市内 ぬなかわヒスイ工房」だけでよく届いたもんだ。
電話帳には「ぬなかわヒスイ工房」は載っていないから、配達員さんは住所をスマホで検索してくれたのか?
手紙の宛名書きの番地が違っているだけで「お届け先に該当するご住所はありませんでした」と朱印が捺されて返ってくることもあるのに、配達員さんの真摯な行為に感動した。
外国では考えられんよねぇ。
NHKに取材を受けた時もそうだったが、何かと問題になっている大企業であっても、現場は真面目で勤勉な人が支えている。
そう言えば太平洋戦争時の連合国側は、日本軍の兵隊と下士官は世界最高、軍令部と将校は世界最低というような評価していたらしいが、同じ構造なんだろうかねぇ。
投稿者プロフィール

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ヒスイの故郷、糸魚川市のヒスイ職人です。
縄文、ヒスイ、ヌナカワ姫の探偵ごっこをメインにした情報発信と、五千年前にヒスイが青森まで運ばれた「海のヒスイ・ロード」を検証実験する「日本海縄文カヌープロジェクト」や、市内ガイド、各種イベントの講師やコーディネーターをしています。
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