福の神来訪
親不知の漁師、松沢船長が、セイカイ(ウスメバル)、アジ、そして初めて見る八角という珍しい魚を持ってきてくれた。
魚の卸売価格も安くなって大変らしいが、漁師が「お魚券」を貰ったら「お肉券」と交換してくれるのか?換金してくれるのか?と政府景気回復案につき議論を尽くす(笑)

仕事が減ったフリーランス云々はともかく、漁師、農家、私みたいな職人などの個人事業者だって大変で、誰と話しても景気回復には商品券や焼け石に水の金額の現金より、生活必需品・食料は消費税はゼロ、贅沢品は20%が公平だよね、ということになる。

八角(はっかく)は水深100~200mくらいに住む高級魚らしい。
コロナショックは年内いっぱいは続きそうだし、オリンピックの来年夏開催も無理だよねぇというのも共通意見。
親不知には蛭子(エビス)という苗字もあり、昔から寄り物(海からの漂着物)が多かったことが伺われるが、エビスは福をもたらす漂着神、来訪神、漁業の神様で、七福神の中で唯一、日本オリジナルの神様でもある。

エビス顔選手権があれば、糸魚川代表に推したいくらいの松沢船長の訪問、まさしく福の神の到来。
投稿者プロフィール

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ヒスイの故郷、糸魚川市のヒスイ職人です。
縄文、ヒスイ、ヌナカワ姫の探偵ごっこをメインにした情報発信と、五千年前にヒスイが青森まで運ばれた「海のヒスイ・ロード」を検証実験する「日本海縄文カヌープロジェクト」や、市内ガイド、各種イベントの講師やコーディネーターをしています。
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