コレラ大流行・巨大地震群・台風災害が多発した安政年間
不安を煽るつもりはないが、昨年末に盛んに取り沙汰されていた首都圏直下型地震の危険がコロナ騒動の陰に隠れてしまった。
歴史を俯瞰すると、地震・疫病・台風災害・冷害・飢饉などが同時期に起こる時代があり、近い所では幕末の安政年間が首都圏直下型地震・コロリ大流行・台風による水害・南海沖地震・東海沖地震が相次いで起こっている。
嘉永年間の黒船来航につぎ、安政年間は社会不安が高まり、開国佐幕派と尊王攘夷派の対立が鮮明となった激動の時代で、その流れが明治維新に繋がっていく。
歴史を学ぶ意義はここにあり、どんな酷い災難があっても生き抜いて今に命を繋いできた先祖の英知を学び、同じ轍を踏まないことにあると思う。
ただ庶民は今を生き抜くだけで精一杯。だからこそ政治家や行政マンは俯瞰的な視点を持って欲しい。
現内閣は場当たり的、保身的な対応に終始しているに観えて仕方ない。
興味のある方は、下記URLの国立公文書館の「天下大変」で端的に紹介されているのでご一読のほどを。
投稿者プロフィール

-
ヒスイの故郷、糸魚川市のヒスイ職人です。
縄文、ヒスイ、ヌナカワ姫の探偵ごっこをメインにした情報発信と、五千年前にヒスイが青森まで運ばれた「海のヒスイ・ロード」を検証実験する「日本海縄文カヌープロジェクト」や、市内ガイド、各種イベントの講師やコーディネーターをしています。
最新の投稿
災害(輪島漆器義援金プロジェクト・ボランティア・サバイバル)2025年10月20日「自分にできること」・・・能登半島地震ボランティア
糸魚川自慢2025年10月19日大人になった気分デス・・・充電式ブロアーと「あさひ楼」のラーメン
ぬなかわヒスイ工房・ヒスイ2025年10月17日現代の勾玉のつくられ方・・・時代おくれのヒスイ職人の独り言
糸魚川自慢2025年10月13日縄文キッズ養成講座「丸木舟体験会」・・・糸魚川の浜言葉でオモテナシ