光が透過する緑系・白系の石ならヒスイという訳ではないデス

極太の山菜を頂いたのでお裾分けしたら、終活も兼ねてのお礼だと原石をたくさんもらった。

山菜は早川区の名人が採ったもので、普通サイズの山菜には目もくれず極太サイズ限定で採るので有名な方。

プレート状のラベンダーヒスイは本物だけど・・・。

バケツに入った原石はアルビタイト・ロディン岩・石英・石灰石ばかり。

これらは地元の人でもヒスイと間違える石で、ヒスイ拾い歴30年の人からでっかいアルビタイトを貰ったことがある・・・庭石にしております(笑)
 
SNSでも、県外の人が糸魚川に石拾いにきてヒスイゲット!とか、プロでもなかなか光沢がでずに苦労しました!と作品を投稿しているのは、どうみてもアルビタイトやロディン岩ということがよくありますぞ。余計なことは言わないけど・・・。
 
光が透過する緑系・白系の石ならヒスイという訳ではなく、特に緑系の石英は琅玕 ヒスイかサファイアと見紛うような綺麗なのもあるくらい。
 
緑の石英であっても、火打石に使うならヒスイより火花がよく飛びますな。
 
だから拾った石がヒスイじゃなくてもガッカリしないで!( ´艸`)
 
 

投稿者プロフィール

縄文人見習い
縄文人見習い
ヒスイの故郷、糸魚川市のヒスイ職人です。
縄文、ヒスイ、ヌナカワ姫の探偵ごっこをメインにした情報発信と、五千年前にヒスイが青森まで運ばれた「海のヒスイ・ロード」を検証実験する「日本海縄文カヌープロジェクト」や、市内ガイド、各種イベントの講師やコーディネーターをしています。

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