海王丸がカメオ出演!・・・富山県民必見の映画「八十日間世界一周」
郷土愛あふれる富山の人、帆船好きの人にオススメしたいのが、映画「八十日間世界一周」
テーマ曲は「兼高かおる世界の旅」をはじめとして旅行番組のBGMにつかわれているので、曲名は知らなくても誰でも聴いたことがあるはず。
久しぶりに観たら、主人公たちが横浜港からサンフランシスコに向かう時に乗船する4本マストの大型帆船に「おっ、これほどでかい帆船は滅多にないぞ!」と見入ったら、商船大学の練習帆船だった初代「海王丸」ということに気が付いた。
マストにアメリカ国旗がひるがえっているものの、黄色い唐草模様の船首飾りに加え、ちらりと左舷側の船首に王と丸の漢字がみえたので間違いない。
この映画はテーマ曲をはじめにアカデミー賞を5部門で受賞しているが、フランク・シナトラをはじめとしたハリウッドスターが多数出演しているこの映画から、有名人が端役で出演する「カメオ出演」という言葉ができた。
その映画史に残る名作に、射水市の「海王丸パーク」で保存されている旧海王丸がカメオ出演しているのですぞ(笑)
現在は岩壁に係留されている海王丸が、太平洋を総帆あげて走る姿はめったに見られるものではなく、実に壮観。
二代目の海王丸は船首から船尾まで平らな「全通甲板」を持ち機能的ではあるが、初代はフライングブリッジなどの構造物で甲板が凸凹しており、いかにも帆船という姿をした歴史遺産。
ちなみに主人公たちが寄港したのは横浜のはずなのに、鎌倉の大仏と鶴岡八幡宮もカメオ出演している( ´艸`)
子供からお年寄りまで家族みんなで観ても楽しい超娯楽大作。こんな映画もいまはないですな。
投稿者プロフィール

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ヒスイの故郷、糸魚川市のヒスイ職人です。
縄文、ヒスイ、ヌナカワ姫の探偵ごっこをメインにした情報発信と、五千年前にヒスイが青森まで運ばれた「海のヒスイ・ロード」を検証実験する「日本海縄文カヌープロジェクト」や、市内ガイド、各種イベントの講師やコーディネーターをしています。
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