新技法「部分艶消し研磨」に光明・・・亀ヶ岡式のヒスイ装身具
縄文晩期の亀ヶ岡様式の渦巻き紋と玉抱き三叉紋を意匠した「THE亀ヶ岡」シリーズを連作中。

渦巻きの内部だけは独自技術の「部分艶消し研磨」を施した。この技法は5年ほど前から挑んできたのだけど、今回も何回も作り直してやっと及第点。

「部分艶消し研磨」は原石の質を選ぶようだし、形と文様のバランスが難しいので失敗作も多く、悪戦苦闘している。

土器文様は器形も含めて完結した調和世界を創っているので、文様の一部だけを取り出すだけだと、いかにも取ってつけたような不格好になってしまう。ましてや土器とは「素材特性と製作過程が真逆なヒスイ加工だとなおさら。縄文人は芸術家。
投稿者プロフィール

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ヒスイの故郷、糸魚川市のヒスイ職人です。
縄文、ヒスイ、ヌナカワ姫の探偵ごっこをメインにした情報発信と、五千年前にヒスイが青森まで運ばれた「海のヒスイ・ロード」を検証実験する「日本海縄文カヌープロジェクト」や、市内ガイド、各種イベントの講師やコーディネーターをしています。
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