シーカヤックで春の笹川流れをゆったりと奇岩・岩礁・洞窟巡り(前編)

シーカヤックで春の笹川流れをゆったりと奇岩・岩礁・洞窟巡り(前編)

山形県境の笹川流れは、周囲に大きな河川がないためか緯度の割に海水温が高く、遠浅の砂浜も明るいサンドベージュをした粗目の石英砂だから、透明度が非常に高い。

また浅い湾に堆積した砂浜と岩場の連続する地形バランスも絶妙で、海岸のすぐ脇を国道が走っているのに、岩場の沖側はテトラポットやコンクリート護岸などの人工物が観えないないから外国の海のようだ。
かといって男鹿半島や竜飛岬のように人を寄せ付けない厳しさはなく、険し過ぎない安心感がある。
 
最も好ましいのは、シーカヤックやSUPでくぐり抜けることのできる大きな海蝕洞(海にできた天然のトンネル)が何か所かあることで、冒険心がくすぐられるのだ。
 
シーカヤックから海底のエイやイカが透けて見えるくらいに透明度が高いので、まるで空を飛んでいるよう。だから素潜り初心者の練習に最適だし、泳ぎが苦手ならライフジャケットと水中メガネさえあれば、海蝕洞の探検もできる。
 
こんな面白い海を「笹川流れシーカヤックセンター」がガイドしてくれる。興味のある人は問合せてみてちょうだい。
 
 

投稿者プロフィール

縄文人見習い
縄文人見習い
ヒスイの故郷、糸魚川市のヒスイ職人です。
縄文、ヒスイ、ヌナカワ姫の探偵ごっこをメインにした情報発信と、五千年前にヒスイが青森まで運ばれた「海のヒスイ・ロード」を検証実験する「日本海縄文カヌープロジェクト」や、市内ガイド、各種イベントの講師やコーディネーターをしています。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です