アカ汲みとは船底にたまった水を排水する道具デス・・・懐かしのハイター製アカ汲み
淦汲み(アカクミ)を自作した。

淦・アカとは船底に溜まった水のことで、私の高校生のころはデインギー(船室をもたない小型ヨット)のレース艇でもハイターの空き瓶で自作するのが定番だったが、現在は英語のベイラーとして3,000円前後で売っている。
こんなものをB&Gの艇庫に置いておくとゴミだと思われて捨てられてしまうので、名前と用途を書いておく(笑)
来週開催の「SEA TO SUMMIT」で、オープンデッキのセイリングカヌーで先導するので、ビルジポンプとスポンジと共にきちんと装備しないとホスト側として示しが付かないのだ。
自作するならハイターより、ヨット用のベイラーの形状がそうであるように、エンジンオイルなどが入った四角い把手つきの空き瓶のほうが排水効率はよく、ドキュメンタリー映画「くじらびと」でも親子が漁船のアカ汲みをする場面でも使っていた。
インドネシアの漁師も、考えることは同じですなぁ。
投稿者プロフィール

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ヒスイの故郷、糸魚川市のヒスイ職人です。
縄文、ヒスイ、ヌナカワ姫の探偵ごっこをメインにした情報発信と、五千年前にヒスイが青森まで運ばれた「海のヒスイ・ロード」を検証実験する「日本海縄文カヌープロジェクト」や、市内ガイド、各種イベントの講師やコーディネーターをしています。
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