要所はプロにまかせる・・・ぬなかわヒスイ工房改装プロジェクト
DIYでサッシを取付ける時は、床がからまない窓なら意外に簡単で水平垂直の精度もでるが、難しいのは床や土間がからむ出入口という学びをした(笑)
床がらみの出入口サッシを取付ける時は、床の水平の精度が悪かったので大引き・垂木のやりなおしで収めることができたし、床にサッシ枠を乗せてしまえばひとり作業でも大丈夫。
右側が工房とギャラリーの間のはき出しの引き違いサッシ、奥がギャラリー裏口のはき出しの引き違いサッシで、これは水平な土台や床に乗せて枠の垂直を出していけるのでひとり作業でも思いのほか簡単だった。
問題はメイン玄関の土間収まりの引き違いサッシで、三和土(タタキ)仕上がりの未来位置の墨に合わせて上から吊り下げて取付けなければならず、取付ける時に墨をみてもらう人は必要。
水平垂直の精度が悪いとサッシがきちんと締まらないし、敷居をモルタルで固定しなければならないので、ツッチーこと土田左官に手伝ってもらった。

一間幅のサッシ枠は、吊り下げただけでは敷居の中央がたるんで水平にはなっていなかったが、中央に定尺に切った「バカ棒」を入れ、ぴったりになるように敷居の左右からモルタルを押し込んで水平にしていくプロの技をみせてもらった。土田さんの右手横にあるのが、左右の枠と同じ長さに揃えたバカ棒。

DIYでも要所はプロに頼んだ方がいい。それにしても持つべきものは友人。

これでサッシの取り付けは完了したので、大雨が降っても吹き込むことがないので安心。次は外壁工事ですな。
開口部が半分になったので風通しも半分になったが、また一歩完成に近づいた。
投稿者プロフィール

-
ヒスイの故郷、糸魚川市のヒスイ職人です。
縄文、ヒスイ、ヌナカワ姫の探偵ごっこをメインにした情報発信と、五千年前にヒスイが青森まで運ばれた「海のヒスイ・ロード」を検証実験する「日本海縄文カヌープロジェクト」や、市内ガイド、各種イベントの講師やコーディネーターをしています。
最新の投稿
災害(輪島漆器義援金プロジェクト・ボランティア・サバイバル)2025年10月20日「自分にできること」・・・能登半島地震ボランティア
糸魚川自慢2025年10月19日大人になった気分デス・・・充電式ブロアーと「あさひ楼」のラーメン
ぬなかわヒスイ工房・ヒスイ2025年10月17日現代の勾玉のつくられ方・・・時代おくれのヒスイ職人の独り言
糸魚川自慢2025年10月13日縄文キッズ養成講座「丸木舟体験会」・・・糸魚川の浜言葉でオモテナシ