「ちんぽこ」なる屋号のある能生の民俗誌が面白い・・・ぬなかわヒスイ工房改装プロジェクト
能生地区の斉藤電機さんに現場を抜けていただいて、3ヶ月ぶりに工房に電灯が灯った。

一服の時に、なんで社章が〇にラなんです?と聞いたら、爺さんの代でラジオを売っていたので、そのまま屋号がラジオ屋になったのだそう。
糸魚川市のなかでも斉藤さんの住む能生地区は、民俗学的興味が尽きないエリアで、能生図書館に張られた大正時代の小泊漁港周辺の絵地図に「ちんぽこ」という屋号が2軒、「ちんこ」が1軒あった。
「ちんぽこ」という屋号の由来を知りたいし、2軒あるということは兄弟か?「ちんこ」」は分家か?謎が尽きない(笑)
斉藤さんは郷土史にも詳しく、自転車で山道を走るサイクリストでもあるので、不明だった早川谷から能生谷に抜ける延喜古道(えんぎこどう・奈良時代の国道)の情報を教えていただいた。
これで富山の県境から黒姫山経由、糸魚川市街地・海川・早川・能生・名立に繋がる太古の北陸道のルートが判明したので、暇ができたら探検する所存。
来週はギャラリーに壁塗りをして、内装工事と電気工事が終わる予定だ。
投稿者プロフィール

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ヒスイの故郷、糸魚川市のヒスイ職人です。
縄文、ヒスイ、ヌナカワ姫の探偵ごっこをメインにした情報発信と、五千年前にヒスイが青森まで運ばれた「海のヒスイ・ロード」を検証実験する「日本海縄文カヌープロジェクト」や、市内ガイド、各種イベントの講師やコーディネーターをしています。
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