ビーチクリーンで集めたゴミの行方・・・埋立てではマイクロチップゴミの発生源では?

海水浴場のビーチクリーンの報道をみるにつけ、人目に触れない海岸の漂着ゴミはどうなってる?と気が重くなる。
ストローやレジ袋の規制の報道をみるにつけ、砕けた発泡スチロールや、割れたプラスチック製品の欠片、人工芝から千切れたマイクロチップゴミはどうする?と憤りを感じる。
砂浜には目視できるサイズのマイクロチップゴミがたくさん混じっていて、海に漂っていたら魚卵みたいに見えるだろうから、魚は食っちゃうでしょうよ。目視できない細かいものは、人間だって知らない内に飲んでいるだろう。
ビーチクリーンで集めたゴミの行方は?埋め立て処分ではマイクロチップゴミの発生源であることに変わりはなく、「ゴミを人目につかないところに移動」をしただけではないだろうか?
 
そんなことを言う私も、子供の頃から「暮らしの手帖」を愛読していたので、学生時代からマイバックやマイボトルを持ち歩いてきたが、工房の改装工事で断熱材の無数のマイクロチップゴミを出しているので、大きな顔はできないのだ。
 
ストローやレジ袋をスケープゴートにして環境問題を語っても、明るい未来をイメージできないのは、私だけなのだろうか?
 
漂着するプラスチックゴミの問題を真剣に考えると気が重くなるから、直視しないようになっている。
 
 
 

 

投稿者プロフィール

縄文人見習い
縄文人見習い
ヒスイの故郷、糸魚川市のヒスイ職人です。
縄文、ヒスイ、ヌナカワ姫の探偵ごっこをメインにした情報発信と、五千年前にヒスイが青森まで運ばれた「海のヒスイ・ロード」を検証実験する「日本海縄文カヌープロジェクト」や、市内ガイド、各種イベントの講師やコーディネーターをしています。

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