ヒスイ文化の内実とは?・・・復古調の勾玉首飾り「ヌナカワ姫シリーズ」
色とりどりのヒスイを連ねた、復古調勾玉首飾り「ヌナカワ姫」シリーズを開発。

お世話になっている大学の先生から、管玉や切子玉をつかうと古物と偽って転売される恐れがあるので注意!とアドバイスを頂いていたが、ウッドビーズなら大丈夫・・・ですよね(笑)

糸魚川ヒスイは地味だから、貴金属とコラボした作品でないと海外に売れないと考える地元経済人に、糸魚川ヒスイをエメラルドの代替品のように捉えるのも、海外の富裕層をターゲットにする発想も再考して欲しいと切に願う。

エメラルドやダイアモンドで作った勾玉に魅力があるのか?内実があるのか?
海外に勾玉の類型はあるにしても、日本と同じ意味なのか?
魏志倭人伝や古事記より古い、勾玉の記述が海外にありますか?
だからこそ糸魚川ヒスイの魅力を発信するなら、勾玉なるものの可能性を探ってはいかが?
ヒトとヒスイの物語とは?それは希少鉱物としての物理面のみならず、歴史的なヒスイの価値であり、ヒスイなるものの内実、すなわち文化というもの。
だから私は勾玉を深掘りする。まだまだ可能性はあると思う。
投稿者プロフィール

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ヒスイの故郷、糸魚川市のヒスイ職人です。
縄文、ヒスイ、ヌナカワ姫の探偵ごっこをメインにした情報発信と、五千年前にヒスイが青森まで運ばれた「海のヒスイ・ロード」を検証実験する「日本海縄文カヌープロジェクト」や、市内ガイド、各種イベントの講師やコーディネーターをしています。
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