国道8号線の津波対策はなし!整備計画もなし!・・・令和6年能登半島地震

元日から続く糸魚川の余震は、いつかドカンとくる「上越・糸魚川沖F41」の本震の前触れとなる群発地震と考えることはできないのか?能登半島沖地震にしても4年前から群発地震がつづいていた。
 
国道8号線を走行中に津波が来ても、かなりの区間で逃げ道はないのだが、国交省の国道管理事務所に電話質問したら対策はしてないとのこと。H29年に想定津波水位が見直されて7年も経っているのだが、避難用の路側帯や高台避難ルート整備の計画などもないそうだ。
 
防災対策もしないで津波で大惨事がおこったら誰が責任をとるの?想定津波水位が公表されているんだから、「想定外です」とか「心よりお詫び申し上げます」と頭をさげて済まされる話じゃないのだよ。
 
前回投稿した「新たな津波浸水想定について」が衝撃的だったようだから、いまいちど表の部分だけを見やすく拡大してみた。元日の地震で津波警報がでたので交通渋滞が発生したと聞いていたが、本来は避難場所でない高台の公共機関に市民が殺到して、夜を明かした事例もあり、糸魚川市内は軽いパニック状態に陥っていたようだ。この事態は糸魚川市の広報不足が問題。
 
わたしは海抜8mに自宅があり、想定津波水位は3mと認識していたので自宅で推移を見守り警戒態勢をとっていたけど、現在の想定津波水位が7mに更新されていることを知らなかったのは油断だ。油断はダメだけど冷静でないのは混乱の元だからもっとダメ。
 
素人が憶測で断定的な投稿をするのは厳禁だし、この投稿が流言飛語として独り歩きしないように、シェアする人は慎重に!人工地震説や太陽のフレア原因説など、被災民や地震におびえる人々の不安や疑心暗鬼を煽る情報拡散も控えてほしい。
 
また行政にこんな要望を出してほしいとメールをもらったりするのだけど、危機感をもった各自が行政機関や議員さんに陳情してください。とりあえずは提言書を糸魚川市長、新潟県防災企画課、新潟日報論説委員、国会議員に出しておいた。
 
わたしは市会議員でもないのに昨日は調査と国会議員への陳情で半日つぶれたから、今後は皆さんの要望まで受けてしまうと仕事ができないのよ。本当は7年前のH29年度に津波浸水想定が更新された時点で、市会議員に危機感をもって動いてほしかった事案ですよ、コレは。
 
 

投稿者プロフィール

縄文人見習い
縄文人見習い
ヒスイの故郷、糸魚川市のヒスイ職人です。
縄文、ヒスイ、ヌナカワ姫の探偵ごっこをメインにした情報発信と、五千年前にヒスイが青森まで運ばれた「海のヒスイ・ロード」を検証実験する「日本海縄文カヌープロジェクト」や、市内ガイド、各種イベントの講師やコーディネーターをしています。

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