アレクサに落語をリクエストしたら「まんじゅうこわい」を語り、「東京花売り娘」を選曲した事件・・・アレクサ問題
家電屋のお姉ちゃんに、オンラインで無料音楽を聴ける「アレクサ」なるものが特価3,000円と勧められて買った。

Wi-Fi環境があり、Amazonプライム会員なら無料で音楽が聴けると教わったアレクサ嬢は、操作は話しかけるだけと教わっていたので、最初にビートルズをリクエストしたらアルバム分くらい流れてから60年代ロックがランダムに流れだした。ちなみにアレクサ嬢の声は、落ち着いた女子アナっぽい感じ。
曲を止めるつもりで「アレクサ、ごくろうさん」と言ったら、「ありがとうございます。この調子であと10万年がんばります!」だって・・・っていうか、曲を止めろ~!曲が止まらないのでコンセントをひっこ抜いて止めた。あとで判明したが「アレクサ、ストップ」と言わないと止まらないらしい。
再起動して「アレクサ、古今亭志ん生」とリクエストしたら、「身体障碍者とは・・・」とあらぬ説明を始めるではないか。

昨年は志ん生の映像がAIでカラー化されてNHKで放映されたが、孫弟子の五街道雲助師匠がゲストトークで「白黒だと記録映像って感じですが、カラーだと寄席で見てるみたいに感じますねぇ」と仰ってらした。同感也。遅ればせながら人間国宝おめでとうございます!
「アレクサ、落語だよう」と言い直したら、「あるところに暇をもてあました若者たちが・・・」と、アレクサ自身が「まんじゅう怖い」の粗筋を語り出して吹き出したが、その後になぜか「東京花売り娘」「お富さん」「高校三年生」などのナツメロが流れ続けたので笑い転げた。
選曲センスからアレクサ嬢の推定年齢は90代であるらしい。落語は聴けないが、反応は落語的ではあるなw
投稿者プロフィール

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ヒスイの故郷、糸魚川市のヒスイ職人です。
縄文、ヒスイ、ヌナカワ姫の探偵ごっこをメインにした情報発信と、五千年前にヒスイが青森まで運ばれた「海のヒスイ・ロード」を検証実験する「日本海縄文カヌープロジェクト」や、市内ガイド、各種イベントの講師やコーディネーターをしています。
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