窓の外にUFOが見えると訴える被災者・・・勾玉つくりで日常をとりもどす
顔なじみの被災者にお困りはないですか?と聞いたら、窓の外にUFOが出るというので、ずーと確認し続ける。ボランティアは地道な作業であっても、寄り添うことが肝要なのである。

光をヒスイに透過させて浮かび色にもいろいろあるが、緑一色だとおお!と唸る。ヒミコやヌナカワ姫も太陽に透かしてみたに違いない。
視線を動かした時にガラス窓の汚れがUFOに見えたのでは?と思いつつ見続けていたら、上空高くギターがフワリと回転しながら風に飛ばされていった。これをどう理解する?・・・変な夢であったw
3月になってようやく本業をスタート。
非日常的な被災地ボランティアをしてたら、自分の日常がわからなくなってきた。日常の生活を大事にしてこその災害ボランティアなのだが、つい入れ込んでしまう。

緑一色の透過光写真の勾玉は順光だとこんな感じ。秘すれば華というような奥ゆかしさを感じる。
久しぶりの勾玉つくりは愉しいってもんじゃない。
あと2週間ちょっとで糸魚川に春を呼ぶ「けんか祭り」だ。問答無用の荒ぶる祭りだから、激しいほど神さんは喜ぶ。
氏子にとって神さんは祖霊に直結している。先祖が我が身を依り代として共に闘う実感がたまらない。懐かしいはチカラ。
能登に日常がもどって欲しいものだ。
投稿者プロフィール

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ヒスイの故郷、糸魚川市のヒスイ職人です。
縄文、ヒスイ、ヌナカワ姫の探偵ごっこをメインにした情報発信と、五千年前にヒスイが青森まで運ばれた「海のヒスイ・ロード」を検証実験する「日本海縄文カヌープロジェクト」や、市内ガイド、各種イベントの講師やコーディネーターをしています。
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