共感はチカラ・・・能登半島地震ボランティア
輪島漆器販売の通販のお客さん、サポーターに名乗りでてくれる人は女性ばかりだ。
展示販売のサポーターに手を挙げてくれた女性たちは、各方面で活躍する一騎当千の起業家ばかりで、けっして暇な訳ではない。

男より女の方が「共感力」が高い、と愚行する。共感したらすぐ手を差し伸べる直観的な行動力も高く、これは子育てに必要な行動原理ではなかろうか?災害ボランティアは男が多いが、共通した資質だと思う。
被災地で見聞きする行政支援は、残念ながらこの部分が足りず、既存の行政支援システムを忠実に履行することが優先されていて、とても被災者支援の実情にあったものではない。
だから被災地で「能登は見捨てられている」という声をどこでも聞く。
昨日は女性記者が取材にきた。彼女は東日本大震災や能登半島地震の取材歴がある防災意識の高い方で、わたしが見聞きしてきた被災地の話しに目を赤くして聞いてくれた。いい記事になると思う。
共感はチカラ。
助けてくれる女性が現れると、糸魚川地域の祖霊のアイコンともいえる産土神のヌナカワ姫のお引き合わせと感謝する。
出雲から来た観光客が、神様をヌナカワ姫と呼び捨てにするのはけしからんと言っていたそうだが、祖霊の集合体のような存在だからわざわざ命とつけない。国家神道の影響下にある人たちとは違うのだ。
投稿者プロフィール

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ヒスイの故郷、糸魚川市のヒスイ職人です。
縄文、ヒスイ、ヌナカワ姫の探偵ごっこをメインにした情報発信と、五千年前にヒスイが青森まで運ばれた「海のヒスイ・ロード」を検証実験する「日本海縄文カヌープロジェクト」や、市内ガイド、各種イベントの講師やコーディネーターをしています。
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