来ればわかる「能登はやさしや、土までも」・・・輪島漆器販売義援金プロジェクト
能登半島地震の解説した図版本を買いに能登町の本屋に入ったら、北國新聞発行のものが1冊しかなく、主は自分用に買っておいた「能登・世界一美しい半島へ」をプレゼントするという。

お金を払おうとしても、みなさんに知って欲しいからと受けとってくれなかった。

珠洲市で本屋を探したら全壊した「いろは書店」さんが仮店舗で営業していたので、「能登・世界一美しい半島へ」の他に北國新聞版と北陸中日新聞版を2冊づつ購入。

通販で買えても被災地にお金を落としたいのは人情で、能登に来た人は誰でもそうしたくなる。
おそろいのハンチング帽とエプロン姿の主の老夫婦が、目に涙をためてわたしの車が見えなくなるまで送ってくれた。
今回の能登行きで2組の展示販売サポーターを案内したが、どなたも「能登はやさしや、土までも」を実感したようだ。
6月は友人たちが企画した復興支援コンサートを皮切りに、地元のロータリークラブと小学校で講演を頼まれているので、会う人ごとにこれらの本と「世界一美しい半島」の愛すべき人々の人情を紹介する。
投稿者プロフィール

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ヒスイの故郷、糸魚川市のヒスイ職人です。
縄文、ヒスイ、ヌナカワ姫の探偵ごっこをメインにした情報発信と、五千年前にヒスイが青森まで運ばれた「海のヒスイ・ロード」を検証実験する「日本海縄文カヌープロジェクト」や、市内ガイド、各種イベントの講師やコーディネーターをしています。
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