わたしたちは星の子供たち・・・NHKラジオ「子ども科学電話相談」の名回答にオラは泣いた
オラはテーマ曲が流れるだけでウキウキするほどNHKラジオ「子ども電話相談室」の大ファン。

ちょっと前に「さそり座のアンタレスが爆発してなくなっちゃうのはホントですか?」という、星が大好きな6歳の女の子の質問の回答にグッときた。

さそり座のアンタレスはいつか爆発してしまうが、わたしたちが生きている間は大丈夫だし、爆発しても光が届くのに何年もかかる・・・らしい
「星にも一生があり若い星は青いが、一生の終わりにちかづいて赤く膨らんだのがアンタレスで、いつかは爆発して小さな星のカケラになる。
そうした小さな星のカケラたちが、次の新しい星の材料になり、死んでは生まれ、そんな星の欠片で地球がうまれ、わたしたち人間もうまれた。
人間の体のなかの鉄やカルシウムといった元素は、星のカケラからもらったものだから、わたしたちは星の子供たち・・・。」

私たちは星の子供たち・・・「はじめ人間ギャートルズ」のエンディング曲、かまやつひろし作曲の「やつらのバラード」がピッタリくる深淵な回答。
宇宙は膨張と収縮をくりかえすと聞くが、星の爆発を死とするなら膨張期は死にむかう過程でヒトの一生と同じ・・・死は新たな生の始まりと仏教哲学してしまったw
時という漢字は脈動が原義で、インドのヒンドゥー語で時はカーラといい語源はヒンドゥー教の時を司る破壊神の名だ。
19世紀のインドの聖人ラーマ・クリシュナは、宇宙の根源原理の神ブラフマンはただ「在る」だけだが、時の神カーラと結婚することでこの世が生まれる。つまりはブラフマンは時計でカーラはゼンマイ仕掛けで、時計があるだけでは時間を知ることはできず、ネジを巻いてはじめて時間を知ることができると説いている・・・なんだか「わたしたちは星の子供たち」と繋がっていくではないか。

回答者は渋谷プラネタリウムで主任解説員してらっしゃる「癒しの星空解説員」こと永田美絵先生。
ザブトン一枚!!
オラも好奇心いっぱいの知りたがりだから「おとな電話相談室」をやってほしいねぇ。
投稿者プロフィール

-
ヒスイの故郷、糸魚川市のヒスイ職人です。
縄文、ヒスイ、ヌナカワ姫の探偵ごっこをメインにした情報発信と、五千年前にヒスイが青森まで運ばれた「海のヒスイ・ロード」を検証実験する「日本海縄文カヌープロジェクト」や、市内ガイド、各種イベントの講師やコーディネーターをしています。
最新の投稿
災害(輪島漆器義援金プロジェクト・ボランティア・サバイバル)2025年10月20日「自分にできること」・・・能登半島地震ボランティア
糸魚川自慢2025年10月19日大人になった気分デス・・・充電式ブロアーと「あさひ楼」のラーメン
ぬなかわヒスイ工房・ヒスイ2025年10月17日現代の勾玉のつくられ方・・・時代おくれのヒスイ職人の独り言
糸魚川自慢2025年10月13日縄文キッズ養成講座「丸木舟体験会」・・・糸魚川の浜言葉でオモテナシ