街にオアシスをDIY!・・・熱中症対策の日除け
畑仕事が好きな母に外出は朝晩のみとして、畑仕事がおわったらシャワーを浴びて下着をかえろと注意しているのだが、家庭菜園に熱中症対策でイスを置いた休憩所をつくった。

風が強い場所なので、アウトドア遊び用のタープなどでは吹き飛ばされるので、単管パイプの出番だ。

ついでに歩行者にも開放する旨の看板をだしたら、立ちどまってニコ~と笑ったお年寄りがいたが、休憩しなくても涼やかな心持ちになったのではないだろうか。

日陰がなく、烈日に炙られて歩きつづけなければいけない歩道でも、ほっと一息つけるオアシスのつもり。

木立ちの助けもあって5℃くらいは気温が低い。
インドや東南アジアがバックパッカーに人気なのは、治安のよさや旅費が安くあがるばかりでなく、歩きつかれた時に安く休憩できる茶屋や屋台がいたるところにあり、ボケ~とノンビリできることもありそうだ。
バックパック旅行から帰国すると、日本の街には気軽に小休止する場所がなく、ひたすら移動しつづける忙しさを感じて疲れてしまうのだ。
日本の都市だと札幌の大通り公園なんかは、木陰でゆっくり休息できて、街に余裕を感じる。

ゆっくり休憩するためにはイスは必須。日本人は道徳心が高いというのは人目がある時だけで、我が家などは果樹や野菜をよく盗まれるし、ホースリールを盗まれそうになったが、そういった輩に道徳心の挑戦状をつきつけるw
酷暑が当たり前になってきたので、買い物にでただけで熱中症で死んでしまう高齢者が出る前に、行政には座って小休止できる日陰スポットつくりを求めたい。屋根とベンチのあるバス停みたいのでもいいし、信号機ごとに歩道全体を覆う屋根だっていいのだ。
糸魚川市は前市長が計画した、子育て支援の箱物行政の是非にゆれているが、わたしの周囲では、なんで既存の学校や公民館を有効利用しないのか?無駄つかいだとの声ばかり聞く。
新規の箱物だけが「移住したくなる街つくり」ではないはずだ。
ノンビリと住みやすい街であってこそ人口減対策。
投稿者プロフィール

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ヒスイの故郷、糸魚川市のヒスイ職人です。
縄文、ヒスイ、ヌナカワ姫の探偵ごっこをメインにした情報発信と、五千年前にヒスイが青森まで運ばれた「海のヒスイ・ロード」を検証実験する「日本海縄文カヌープロジェクト」や、市内ガイド、各種イベントの講師やコーディネーターをしています。
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