最初は雨傘も笑われたのである!・・・熱中症対策に折りたためる日笠はいかが?
昔ながらの菅笠(すげがさ)は、笠と頭の間に空間があるので蒸れずに涼しく、軽量でもあるので屋外作業のみならず、真夏の遺跡ガイドやシーカヤックを漕ぐ時も愛用している。
わたしの愛用品の糸魚川市能生地区の手づくり品を「自然界の報道写真家」宮崎学師匠をモデルにかぶってもらった図。ちなみに師匠はキャップを被って野山をフィールドワークしている。
菅笠はフキなどのおおきな葉っぱを間にいれると涼しいそうだから、わたしは汗止めと座りをよくする意味もあって、ターバン式に手拭いを巻いてから被っている。
まことに便利な反面、水に弱い素材なので除雪の時は専用のビニールカバーをかけたり、車の運転時には座席やバックミラーに当たるので、座席に置くことになるウイークポントがある。
20年もまえにインドの道路掃除のおばさんがかぶっていた折り畳める日笠が、最近は日本でも売られていると知って即購入。

税込で3,000円前後で畳むと普通の折り畳み傘と同じくらいのサイズになる。

こちらは濡れても大丈夫なので除雪にも使えるし、荷物が多く同乗者もいるガイドの時も邪魔にならず重宝しそうだ。
ヘンテコと笑う人もいるかもしれないが、最初に雨傘を考案した西洋人も笑いものになっていたそうだから、みんなでかぶれば恥ずかしくない!ドンッ!(机をたたく音)w
日傘は片手がふさがるので、両手がフリーになる日笠はビジネスの必須アイテムになる日も近い!ドンッ!ガチャン!(机をたたいたらコップが落ちて割れる音)w
実のところ日笠をかぶるとパラボラアンテナのように周囲の音が集まってくるので、野山を歩く時に匂いや音など野生動物に接近した異変を感じやすくなるのではなかろうか。自分の声も耳に響くけどw
投稿者プロフィール

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ヒスイの故郷、糸魚川市のヒスイ職人です。
縄文、ヒスイ、ヌナカワ姫の探偵ごっこをメインにした情報発信と、五千年前にヒスイが青森まで運ばれた「海のヒスイ・ロード」を検証実験する「日本海縄文カヌープロジェクト」や、市内ガイド、各種イベントの講師やコーディネーターをしています。
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