笹倉温泉のツバメの巣のフン除けにみるヒトの温もり・・・ツバメを来訪神と迎え入れる日本文化と排外主義

ツバメの巣の下のフン除けの工夫をみるのが趣味のひとつw
笹倉温泉の玄関のフン除けは、竹で竹カゴを支える心憎い工夫がしてあり、ヒトの温もりを感じる粋な設えだ。
遠方から飛来するツバメをめでたい来訪神として迎え入れてきたのが日本の文化。
黄色いクチバシをおおきくあけてエサをもとめるヒナを愛でてきた日本文化。
 
フンで汚れるからと巣を排除せず、共存共栄の知恵を絞るのも日本文化。
 
ところが「古き佳き日本を守る!」といっている保守政党が、「外国人の特権がぁ!」と排外主義を煽り、多くの人が支持されたってどういうこと?
 
選挙が終わった途端に「外国人特権は今の日本にないんじゃないですかね・・・」と笑って誤魔化す党首。
 
排外主義が日本文化かよ。
聖徳太子は「和を以て貴しとなす」と言ってなかった?
 
明治帝は「よもの海 みな同胞とおもう世に なぞ波風のたつあらむ」と和歌を詠んだでしょ?
 
明治天皇の御製「よもの海」は日露戦争開戦直前に詠んだと知られているが、半藤利一さんの調べでは西南戦争の時に詠んだらしいとのこと。昭和天皇も対米英戦議決の御前会議で異例の詠歌で開戦反対の意思表示をした。
 
この言葉と和歌は天皇家からでたんだけどネ。
わかってる?
天皇を国の中心に据えよう!といっている保守政党さん。天皇の臣民として不忠ではないですか?w
 
 

投稿者プロフィール

縄文人見習い
縄文人見習い
ヒスイの故郷、糸魚川市のヒスイ職人です。
縄文、ヒスイ、ヌナカワ姫の探偵ごっこをメインにした情報発信と、五千年前にヒスイが青森まで運ばれた「海のヒスイ・ロード」を検証実験する「日本海縄文カヌープロジェクト」や、市内ガイド、各種イベントの講師やコーディネーターをしています。

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