赤い悪魔参上!・・・グランフォンドITOIGAWA
糸魚川市は日本初のナショナルジオパーク認定地である。
つまり地質構造の世界遺産で、市内には風光明媚な海や山の風景が広がる。
その糸魚川で秋恒例のビッグイベントが、グランフォンドITOIGAWA。
能生町の道の駅マリンドリーム能生をスタートして、糸魚川各地を海岸から山岳地帯、そして再び海岸に戻り120キロぐるっと駆け巡ってマリンドリーム能生にゴールという人気サイクリングイベントだ。
今朝6時の能生町の道の駅マリンドリーム能生。全国からサイクラーが沢山やってきた。
高そうな自転車ばかりでなく、ママチャリや折り畳み自転車で参加する豪の者もいる。
グランフォンド名物の小島実行委員長の軽妙な説明。タツミサイクルの社長だ。
俺は今年もボランティアスタッフとして参加。
俺の担当は、海谷渓谷入口の工事中区間の誘導員。
糸魚川は全国有数の地滑り地帯で、今回も海谷渓谷に行く林道が土砂崩れのために災害復旧工事真っ最中で、このイベントのために自転車が通り抜けられるだけの仮舗装をしたのだ。
真っ赤だけど普通のママチャリで起伏の激しい120キロを完走する凄い人。悪魔パワーに違いない。
可愛いシッポ付き。奥さんに付けて貰ったのか?国籍・年齢・職業・家族構成不明だが、カメラを向けるとちゃんとポーズをとってくれる。
悪魔おじさんのスタート!悪魔おじさんの凄いのは、120キロどこで見ても笑顔だということ。
参加者は気息えんえんで昇ってくるのが普通のダラダラ坂が続く俺の担当地点。
それでもシッポを振ってニコヤカな笑顔で通り抜けて行った。
じゃ~ん!これが今回の俺の担当地点で、こんなサイクリングコースは地滑りが多い糸魚川以外ではないのでないだろうか。
文字通りの「蟻の門渡り」で、落ちたらずっと下までサヨウナラということになる。
ここは危険なので基本的に歩くことになっている。
緊急復旧工事をこのイベントに間に合わせてくれた猪又建設さん、ゴクロウサマ!
投稿者プロフィール

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ヒスイの故郷、糸魚川市のヒスイ職人です。
縄文、ヒスイ、ヌナカワ姫の探偵ごっこをメインにした情報発信と、五千年前にヒスイが青森まで運ばれた「海のヒスイ・ロード」を検証実験する「日本海縄文カヌープロジェクト」や、市内ガイド、各種イベントの講師やコーディネーターをしています。
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