仕立てが悩ましいのである・・・超小型勾玉ペンダント
注文品の超小型勾玉が完成したが、注文主から気のすむまで納得のいく作品作りをしていいというお言葉に甘えて、未だ納品できていない。
問題は仕立てだ。
ステンレスの針金を巻いただけでは高級感がないような・・・。
右から注文主には受けたステンレス針金結束式。中央が針金の上にバチカンを入れた式。左がステンレスワイヤーをかしめた式。
個人的にはワイヤーをかしめたタイプがスッキリして好きだが、針金が巻かれているのがカワイイという声も・・・。
ワイヤーかしめ式の図。
そこでシルバーのバチカンという金具を介在させてみたが、こればかりはお客さんの好みがあるから悩ましいところ。
バチカンと勾玉を繋ぐにしても、ステンレス針金を巻く方法と、ステンレスワイヤーの2種類が考えられるのだ。
俺はこれがよいと思うので、これを買いなさい!と断言できりゃいいのだけど、気が小さいのよ(笑)
投稿者プロフィール

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ヒスイの故郷、糸魚川市のヒスイ職人です。
縄文、ヒスイ、ヌナカワ姫の探偵ごっこをメインにした情報発信と、五千年前にヒスイが青森まで運ばれた「海のヒスイ・ロード」を検証実験する「日本海縄文カヌープロジェクト」や、市内ガイド、各種イベントの講師やコーディネーターをしています。
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