連休中は千客万来・・・日本ミツバチの巣箱も来た!
糸魚川市にUターン帰郷して六年目の五月連休は千客万来で、多い日には四組十三人ものお客様がぬなかわヒスイ工房に訪れた。
南魚沼の佐藤さん。共通の友人知人が異常に多く、寄席演芸や民俗学好きな人なので話が尽きない友人。
東京の縄文好きのイソベさん一家。子供のお客さんが来る時は、工房前の砕石にヒスイの端材をまいておくから子供たちはヒスイ探しに夢中!
本拠地が定まって地元の友人が増えて、ぬなかわヒスイ工房のお客様も増えてきたという事だし、県外市外の人々に糸魚川ヒスイや地域の縄文文化を伝えるライフワ-クが軌道に乗って来たという証拠。
忙しいけど愉しき日々。
そんな連休中に最大の珍客が来訪・・・日本ミツバチの巣箱がやって来た。
糸魚川市早川区の山間地で趣味で日本ミツバチを飼っている知人のSさんが、海岸の住宅街でも飼ってみたいと我が家に目を付けてくれたのだ。
ミツバチの巣箱設置中のSさん。我が家は住宅街に取り残されたオアシスのような緑地。
Sさんが試行錯誤した手づくり巣箱は、観察用のガラス窓まで付いている。三角の部分は誘引剤の雨除け。
我が家は千七百年前の奴奈川族のヒスイ工房遺跡の真上に立地していて、私が小学三年生の時に本格的な発掘調査が行われた。
その時の考古学者の一人が、今や縄文のご意見番のような存在になられた若き日の小林達雄先生!
先生曰く、「ここは黒姫山が真正面、北に日本海が見える景観のいい土地で、後背地に山もあるので古代人が好んで住みそうな場所。現代人にとって住みやすい環境は古代人にとっても住みやすいのですよ!」とお褒めに預かった事を記憶している。
きっと日本ミツバチだって住みやすいに違いない。
ミツバチさん待ってま~す!
投稿者プロフィール

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ヒスイの故郷、糸魚川市のヒスイ職人です。
縄文、ヒスイ、ヌナカワ姫の探偵ごっこをメインにした情報発信と、五千年前にヒスイが青森まで運ばれた「海のヒスイ・ロード」を検証実験する「日本海縄文カヌープロジェクト」や、市内ガイド、各種イベントの講師やコーディネーターをしています。
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