縄文ブームの恩恵か?・・・縄文オカリナが売れだした
2年前に趣味と実益を兼ねて作り始めた縄文時代の土偶をモチーフにしたオカリナ、即ち「縄文オカリナ」シリーズが売れ出した。
http://nunakawa.ocnk.net/product-list/25
山梨県の上黒駒遺跡出土の「三ツ口の土偶」がモチーフのオカリナ。面相がネコに似ているので個人的に「ネコ形土偶」と呼んでおり、先日はネコ好きのカップルが2個買ってくれた。
人気の「合掌土偶」オカリナは、バージョンアップしてよりリアルになった。ぬなかわヒスイ工房の作品を店頭売りしてくれている京都の「民族楽器コイズミ」さんでは、何故か中国人観光客が面白がって買っていくらしい・・・クールジャパンですな!
縄文ファンだけでなく、古墳ファンをうならせる「踊るハニワ」オカリナ。ハニワ女子が「ちっちゃな目がカワイイ!」と買ってくれるようだ。
次回作の習作。中央は火焔土器の鶏頭冠がモチーフ、左はアボリジニの「泉と川」を表す絵文字の土板ペンダント。平面を立体化する前に、立体試作する用心深さが私にはある(笑)二次元をそのまま三次元化するとヘンなものになってしまうのですヨ。
以前は年に2度ほどしか作っていなかったのが、今年は4度目の焼成を終えても在庫に余裕がないのだ。
手間暇を考えると微々たる収入でも、作るほどに無駄がなくなり洗練されていくので、縄文人(見習い)にとっては修行の一環になり有難いし、買ってくれた人は私の諧謔趣味と縄文興味を共有してくれて買ってくれると理解しているので、そんな縄文仲間が増えて嬉しい。
投稿者プロフィール

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ヒスイの故郷、糸魚川市のヒスイ職人です。
縄文、ヒスイ、ヌナカワ姫の探偵ごっこをメインにした情報発信と、五千年前にヒスイが青森まで運ばれた「海のヒスイ・ロード」を検証実験する「日本海縄文カヌープロジェクト」や、市内ガイド、各種イベントの講師やコーディネーターをしています。
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