星の数だけモノガタリがあるのでR!・・・オリオン座石笛
宮沢賢治の童話「星めぐりの歌」に登場する星座世界をヒスイで作品化したいと願いつつ、どの星座も北斗七星に似ている事と、賢治創作の星座もあるので頓挫。
誰が見てもすぐに分かる北斗七星、オリオン座、カシオペ座などばかりを作品化しているが、そのつど工夫を重ねているので、作り手としては常に新しい仕事。
今回は、オリオン座の瞬きを表現するために下地と上塗りの色を変えてみた。
写真撮影の方法やアングルも工夫を重ねているが、すぐに同業者から真似されます(笑)
以前にも紹介した伊達政宗の胴服(袖付き陣羽織)・・・私以前にこんな大胆でバサラな意匠を昔の日本人は発想していたのだ。自分オリジナルのアイデアだと思っていても、何時か、誰かが、何所かで既にやっているのですな。
星が瞬いている・・・かなぁ。
右下の赤い星がベデルギウス、上の白い星がリゲル。
昔の日本では、赤いベデルギウスは源氏星、白いリゲルが平家星と呼んでいたらしいが、星の数だけモノガタリを見出すヒトが面白い。
投稿者プロフィール

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ヒスイの故郷、糸魚川市のヒスイ職人です。
縄文、ヒスイ、ヌナカワ姫の探偵ごっこをメインにした情報発信と、五千年前にヒスイが青森まで運ばれた「海のヒスイ・ロード」を検証実験する「日本海縄文カヌープロジェクト」や、市内ガイド、各種イベントの講師やコーディネーターをしています。
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