ズバリ演目は「船徳」でしょう!・・・ヒスイ寄席の演目大胆予想
5月28日、糸魚川に落語家の柳亭市馬(リュウテ・イイチバ)師匠がやってくる。
ヒスイ寄席という落語会で、トリは三遊亭小遊三師匠だが、中トリが市馬師匠!
何を隠そう、私が一番、贔屓にしている噺家さん。
糸魚川在住の津軽三味線奏者、高橋竹山さんと初対面の時、お互いが落語好きと分かって「誰が好きなの?」と聞かれた。
「柳家小三治師匠は別格として、今一番うまい噺家さんは柳家さん喬師匠、面白いのは柳亭市馬師匠と滝川昇鯉師匠ですね。若手なら柳家三三、喬太郎、春風亭一之輔かな。」と答えたら「わかってるねえ!」と褒められた。
さん喬師匠は竹山さんのお友達で、私が挙げた噺家さんはテレビには出なくても実際に寄席に通って初めて知る事のできる実力者ばかりだからである。
市馬師匠の落語は落語初心者でも分かりやすく、また同業者からも「柳家小さんの最高傑作」と称賛される噺家さん。
首都圏ではチケットが即日完売という人気者にして、史上最年少の落語協会会長という人格者!
いつか人間国宝になるに違いない逸材。
残念ながらヒスイ寄席は予定があって行けないので親孝行の意味もあってお袋にチケットを買ってあげたが、当日の演目を予想しちゃうと・・・。
ズバリ、時節柄と地方寄席でも受けの取れそうな「船徳」でしょう!
きっと得意の歌を入れてくるに違いない。
古今亭志ん輔師匠なら冒頭に舟歌を入れるが、以前聞いた市馬師匠の船徳は、中間で端唄の「ささや節」を楽しそうに軽く歌っていた。
「四万六千日のお暑い盛りでございます・・・」夏を先取りした古典落語。
いいなあ。
投稿者プロフィール

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ヒスイの故郷、糸魚川市のヒスイ職人です。
縄文、ヒスイ、ヌナカワ姫の探偵ごっこをメインにした情報発信と、五千年前にヒスイが青森まで運ばれた「海のヒスイ・ロード」を検証実験する「日本海縄文カヌープロジェクト」や、市内ガイド、各種イベントの講師やコーディネーターをしています。
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