究極のエコロジスト・・・糞土師、伊沢正名さん
カフェレストランgaiAでの古武術式薪割り体験会と忍者入門講座が盛況だったようだが、参加者のなかに凄い人がいた。
糞土師を称して正しい野糞の普及活動をしている伊沢正名さんで、変人ではなく有名なエコロジストとして「タモリ俱楽部」なんかにも出演している。
初対面から意気投合して話しが尽きず、師匠の一人になったが、「山田さん、著書があれば教えてください!」と聞かれた(笑)
インド式の洗い方を実演する伊沢さん。持っている瓶は「インド瓶」と呼んでいる愛用品(笑)
gaiAの私の体験会の翌日は、伊沢さんの「正しい野糞講座」で、ハラ原人夫人の洒落心あるお昼ご飯が出た(笑)
葉っぱを見たら触って手触りを確認すべし!興味を持てばただの葉っぱがお宝に見えてくると、私が石に対して言う事と同じ事を仰る。
この日、採集できた伊沢さんお勧めの尻拭き葉っぱ。
このコケは女性の小を吸い取るのに最適なのだとか(笑)
裏が柔らかい産毛が密生した葉っぱがイチオシ。葉っぱで拭きとった後に、薄荷の葉っぱでひと拭きすると清涼感満点のデザートになるそうだ(笑)
伊沢さんはキノコ写真家としても著名で、「キノコ図鑑」の写真も伊沢さん撮影によるもの。
通常の図鑑の写真は証明写真のように平板な印象だが、伊沢さんの写真は独特の物語り性と詩心を感じる。
独自に習得した「長時間露光撮影」だそうだ。
私はヒスイ加工職人として商品のブツ撮りを日常的に行っているが、時間的な制約もありどうしても証明写真のようになってしまう。
それでも伊沢さんの写真は素晴らしいが、大病を経過した今、カメラマンは廃業して野糞の普及活動に専念しているのだとか・・・ちょっと惜しい。
投稿者プロフィール

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ヒスイの故郷、糸魚川市のヒスイ職人です。
縄文、ヒスイ、ヌナカワ姫の探偵ごっこをメインにした情報発信と、五千年前にヒスイが青森まで運ばれた「海のヒスイ・ロード」を検証実験する「日本海縄文カヌープロジェクト」や、市内ガイド、各種イベントの講師やコーディネーターをしています。
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