ぬなかわヒスイ工房リニューアルと初来客
昨年11月から着工したぬなかわヒスイ工房の改築工事、工房そのものは体験会講師と注文の合間を縫って2週間で完成!
実際には使いながら部分改良していくので完成ではないが、以前は空いたスペースに祀っていた神社のお札や、お客さんから贈られてきた縁起物や魔除けの類を祀る本格的な祭壇も作った。
中央には奴奈川神社と玉依姫のお札と、インドの聖人ラーマ・クリシュナの写真。
日本でラーマ・クリシュナは知る人は少ないが、小学生の時に読んだ「世界の偉人100人」の中で紹介されていて、以来なにかと縁が続いている。
時間がないのに刀掛けまで作ってしまった(笑)・・・真剣ではなく居合い用の模造刀
落ち着いたら工房の外に作ったテラスの中にサンドバックも吊るす予定。
さてリニューアルした工房の初めての来客がTV番組の撮影クルー。
工房でのヒスイ加工風景と私の作品のブツ撮りである。
ブツ撮りはでっかいモニターを観ながらアングルや照明を決めていった。
私の撮影とは桁違いの画像解明度!
撮影機材の値段を聞いたら、個人が通販で買えるレベルじゃない事が判明してガッカリ(笑)
番組の詳細はまだ明かせないが、とても気持ちのいい人たちで2日間濃密な時間を共に過ごす内に仲間意識が芽生えて、撮影終了で別れる時はホロリとした。
お金に換算すると幾らというようなモノとしてのヒスイではなく、コトとしてのヒスイとヒトのモノガタリ・・・この視点を公共電波に乗せて頂けたら幸いだし、私のヒスイ加工における立処、そして役割だと思っている。
投稿者プロフィール

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ヒスイの故郷、糸魚川市のヒスイ職人です。
縄文、ヒスイ、ヌナカワ姫の探偵ごっこをメインにした情報発信と、五千年前にヒスイが青森まで運ばれた「海のヒスイ・ロード」を検証実験する「日本海縄文カヌープロジェクト」や、市内ガイド、各種イベントの講師やコーディネーターをしています。
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