世界初・唯一のヒスイ銅鐸とノブさん・・・冬至祭
12月22日の冬至に、クリスタルボウル演奏家の牧野持侑さん主催のクリスタルボウル演奏会、「冬至祭」まであと二日。
昨年同様に場所は横浜市の大倉山記念ホールでの昼夜二回講演で、私は縄文ヒスイ漫談で参加予定。
昨年は最後に出演者全員でセッションしたのだけど、クリスタルボウルと石笛では音色も演奏形態も異質過ぎて苦労したので、今年のセッションは銅鐸で絡むつもり。
タイミングよく某考古学者さんが再現実験で製作した銅鐸をプレゼントしてくれたのだ。
右が自作のヒスイ製の舌。
持つべきものは各分野のエキスパートの友達!
銅鐸を鳴らすには風鈴のように内部に舌(ゼツ)という錘を吊るすのだが、舌の素材は銅や石材・・・出土例はないがヒスイ職人だからヒスイで舌を作った。
世界初・唯一のヒスイ銅鐸の誕生である。
そして今日になってビッグニュースが飛び込んできた。
ドキュメンタリー映画「ガイアシンフォニー第5番」に出演したイダキ(ディヂュリドウ)奏者のKnob(ノブ)さんから連絡が来て、冬至祭の夜の部のセッションに友情出演してくれることになった。
左がノブさん。10月に横浜で開催された「遺跡オーガニックマルシェ」にお互いがゲスト出演して知遇を得た。
何の予備知識もなく知人からノブさんを紹介されて、姿を観ただけで「只者ではない!」と感じ、演奏を聞いて「ホンモノ!」と感じ入った凄い演奏家。
とにかく人間存在が圧倒的で、初対面とは思えないくらい話が通じた。
海外でも知られた牧野持侑さん、ノブさん達と同じ舞台でセッションする機会は凄いプレッシャーだが、一生の思い出になるに違いない。
一年の締めくくりになんという幸運だろう。
「冬至祭」夜の部の問合せ・申し込みは「くりすた庵」の下記URLにて!
投稿者プロフィール

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ヒスイの故郷、糸魚川市のヒスイ職人です。
縄文、ヒスイ、ヌナカワ姫の探偵ごっこをメインにした情報発信と、五千年前にヒスイが青森まで運ばれた「海のヒスイ・ロード」を検証実験する「日本海縄文カヌープロジェクト」や、市内ガイド、各種イベントの講師やコーディネーターをしています。
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