今年の「ヒスイとヒトの物語り」の締めくくりは冬至祭
2017年12月22日、横浜市の大倉山記念ホールにて、今年も夢心地のうちに冬至祭が終わった。
神殿のような大倉山記念館(写真はノブさんのお友達のプロカメラマン撮影)
主催者の牧野持侑さんはじめとした共演者とサポートスタッフに感謝、多くの出会いに感謝。
リハ中の牧野さん。
クリスタルボウルとの出会い以前から音楽活動をしていたそうで、笛や歌も上手なのだ・・・親友のフォークシンガーの大村和生(カズさん)ともアメリカのヒッピーコミューン時代からの仲間だったそう。
牧野さんのクリスタルボウル仲間の翠晶香千香子さんは、音大でピアノを専攻した音楽家で10月の長者ケ原遺跡での奉納演奏会にも来てくれた。
カリンバ(親指ピアノ)のBUNさんとは初対面ながら、共通の友人が多い。
妖艶な即興舞踊で大活躍した比田井和美さん。休憩時間に古武術で盛り上がった。
お守りにと、ぬなかわヒスイ工房製の勾玉カンザシを差して出番を待つ比田井さん。
当日、飛び入りで友情参加してくれたKnob(ノブ)さんは、イダキと石笛でセッションに絡んでくれた。
謳い舞い踊り、空気が揺れた。
最後のセッションの右端でヒスイ銅鐸を持つワタシ・・・有名な音楽家揃いなのに(笑)
ノブさんは私の縄文ヒスイ漫談を面白がってくれて、糸魚川に絶対遊びに来ると言ってくれた。牧野さんといい、海外でも名を知られた演奏家が次々と糸魚川に訪れてくれるなんて嬉しい限り。
1週間振りに帰宅したら、夏に1泊2日に及ぶ取材を受けた女子美大生から、「ヒスイ石笛に関する考察」という題名の30ページもある詳細なレポートが届いていた。
縄文以来のヒスイとヒトの物語りが丁寧に書かれており、私の参考資料にしてもいいレベルで驚嘆。
秋には地元の女子中学生も英語弁論大会のテーマにとヒスイとヒトの物語りの取材に来て、先日無事に発表が終わったようだ。
ヒスイとヒトの物語りは本人の手を離れ、各地で着々と花が咲き始めている・・・のかな(笑)
投稿者プロフィール

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ヒスイの故郷、糸魚川市のヒスイ職人です。
縄文、ヒスイ、ヌナカワ姫の探偵ごっこをメインにした情報発信と、五千年前にヒスイが青森まで運ばれた「海のヒスイ・ロード」を検証実験する「日本海縄文カヌープロジェクト」や、市内ガイド、各種イベントの講師やコーディネーターをしています。
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